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愛媛かんきつ関係者期待の『紅プリンセス』は、県内の農園でも順調に栽培が進んでいます。
曽我部 愛麗アナが『紅プリンセス』を栽培するかんきつ農家を訪ねました。
松山市のかんきつ農家・森 涼平さん:
「これ全部『紅プリンセス』です。形はしずく型で、気候(条件)もあるので栽培が難しいんですけど、毎年試行錯誤してやってます」
かんきつ農家・森さんの園地では、農業用ハウスの中に鮮やかなオレンジ色に輝く『紅プリンセス』が実っていました。
森さん:
「今までで一番よくできていると思います。『紅まどんな』と『甘平』を掛け合わせていて『紅まどんな』のようなゼリーのような食感と、3月くらいまで置くので糖度が高くとてもおいしいかんきつになってます」
夏の猛暑や強い日差しで日焼けなどの影響が出ているものもあるということですが、本格販売を前に順調に育っているということです。
『紅プリンセス』を栽培し始めて今年で4年目になるという森さん。
新品種ということもあり栽培方法もまだ確立しておらず、育てるのには一苦労もあるそうです。
森さん:
「『紅プリンセス』の特徴で“微裂果”という実の皮が割れてしまうっていうのがあって。『紅まどんな』は水を切ってストレスをかけたりするんですけど、『紅プリンセス』はちょっとずつでも水をあげて“微裂果”を抑えたいなって(考えている)」
丹精込めて育ててきた『紅プリンセス』。
まだ生産量が少ない貴重な果実を試食させてもらいました。
さて、その味は?
曽我部アナ:
「『紅プリンセス』いただきます。甘い!程よい酸味と甘さが口の中にふわっと広がります。爽やかな香りです。『紅まどんな』のようなゼリーのような食感もあっておいしいです」
森さん:
「やはり新品種なので量も少ないっていうのもあって、お客さんがどんな反応をしてくれるんだろうなと思いながらやってますね。『紅まどんな』と『甘平』を合わせているのでそれぞれの特長が少しずつ出ているので、その違いも楽しんでいただきたい」
森さんの農園では今年2月末から収穫を始め、500キロの出荷を見込んでいるということです。
本格販売に期待が高まります。