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HDDビデオレコーダーがテレビの横に仮置きのままはや〇年。
録画済みのDVDやblue-rayディスクの収納場所もなくてテレビの周りに山積みに。
そんな現状を打破すべく初めての本格的な大型家具製作へのチャレンジです。
約3年前に作り始めたテレビボードですが途中でスランプ(飽きただけ)による中断を経ながらもついに完成に至りました。
設計に盛り込んだ仕様は
・CD、DVD、BDなどのディスク(プラケース入り)を1000枚以上収納可能な引き出しを付ける
・引き出しは奥までフルに引き出せるようにする
・上にテレビと中型までのブックシェルフスピーカーを置ける
・真ん中にセンタースピーカーを置ける
・ビデオレーコーダー、CDプレイヤー、AVアンプを収納できる
・機器収納部の背面は放熱と配線自由度のために開放構造にする
・左右スピーカーの距離と材料の木取りを考慮して幅は2100㎜にする
・見えるところにビスや木栓を出さないようにする
・仕上げはオイルフィニッシュにする
材料はメルクシパイン集成材の厚さ20㎜ 幅500㎜ 長さ4200㎜を2枚使いました。(棚板は別途調達)
買うときに少しもろい材料だという話を聞いたので穴あけや削りの作業は慎重に行いました。
切断したままで長期間置いてあったにもかかわらず反りや曲がりが発生しなかったのはラッキーでした。
本体はダボによる接合構造で、ダボ穴は自作の治具を使ってピッチの精度を出しましたが本数が多くなると誤差が累積するためか勘合がきつくなったところがありました。
特に底板を付ける28本一斉の勘合は時間がかかって接着剤が固まり始めたので焦りましたが、天板側接着時に浮きが押さえられなかった教訓から念のために底側にはビス穴を追加工しておいたのが最後に効果を発揮しました。
各エッジはR2mmのトリマービットで面取りしてシャープな印象を狙いました。
引き出しは底板のたわみ強度が不安だったので中心に壁を入れて底板を2分割にしてあります。
引き出し前板の引き手掘り込みはトリマーを使った試行錯誤の連続で、失敗しながらも何とかそれらしく20㎜の厚みに収めることができました。
ディスクの収納数は動画では10㎜厚の標準ケース(CD)を収納してみましたが、自分で録画したディスクは5㎜厚の薄型ケースに入れているので半分が薄型ケースとすると引き出し全部で1500枚程収納できる計算になります。
仕上げにはワトコオイルを塗りましたが集成材の木片ごとの色合いの違いが際立ってきて予想外ながらいい感じになりました。