交通事故で息子を亡くした母 24年の時を経て思いを語る 宇都宮

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交通事故で息子を亡くした宇都宮市に住む女性が12日、市内で講演会を開き、家族を失った悲しみや交通事故の根絶に向けた思いを語りました。
この講演会は事件や事故の被害者や家族を支援する「被害者支援センターとちぎ」が開いたものです。
宇都宮市に住む菊地順子さん(64)は、いまから24年前の2000年9月に当時14才だった息子の良和さんを交通事故で亡くしました。
良和さんは、中学校に登校しようと家を出たその数十分後に、信号機のない交差点でトラックにはねられました。
これまで事故のことについて多くの人の前で話すことはなかったという菊地さん。
亡くなった良和さんの気持ちを代わりに伝えたいという思いが強くなり、今回初めて講演会に臨んだということです。
菊地さんは、ある日突然息子を失った当時の悲惨な状況を語り、交通事故の根絶を訴えました。

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