加速度 さだまさし

別れの電話は雨の日の午後
受話器の向うできみは確かに
雨にうたれ声もたてずに泣いていた
「最後のコインが今落ちたから
今迄の すべてがあと３分ね」って
きみはとぎれがちに 小さくつぶやいた
スローモーションで時がたおれていく
言葉さえふさいで・・・ .
　　　（加速度 作詞：さだまさし 作曲：渡辺俊幸 ）
このさだまさしの　「加速度」という曲
知名度は低いですが私は彼の曲では屈指の名曲と思えます。
公衆電話で、最後のコインが落ち、あと３分のお二人のドラマ　この３分でこの二人の運命が決まる？！
しかしながら、この二人は、最後までやはり二人の関係の終焉を迎えることはできなかった！
電話が途絶える直前の君の優しさに満ちた言葉　「それから・・・」それから君は何をお相手に伝えたかったのか―――
そんな風に読み取れます。携帯電話・スマホが普及した今日、公衆電話の有用性は確かに低下しました
その昔、1969年（昭和44年）までは、たった十円でいくらでも話せたという事実―――あのころの昭和が懐かしい！
※さだ まさし（本名：佐田 雅志（読みは同じ）、1952年4月10日 - ）は、日本のシンガーソングライター、タレント、小説家。ファンとスタッフの間では「まっさん」の愛称で親しまれている。
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