カナディアンロッキー冬の観光スポット！天然の氷に閉ざされた気泡「アブラハム・レイクのアイス・バブルズ」おすすめ！

カナダの絶景ショートフィルム シリーズ その7
2021年1月21日にバンフから車で約200キロ、時間にして約3時間にあるアブラハムレイクのアイスバブルを見に行きました。こちらは5年前にカナディアンロッキーの新しい冬の観光名所として脚光をあびた所で、現在、弊社でも、期間限定（1月初旬から4月初旬）の日帰り観光ツアーを取り扱っております。
アイスバブルは何か？といいますと、凍結してできた湖の表面（天然の氷）に閉じ込められたメタンガスの気泡です。メタンガスは湖の底で植物などの有機物が分解され発生しますが、こちらも天然の現象です。
アイスバブル現象は特定の条件が揃えばアブラハムレイクに限らず見ることができますが、メタンガスの発生量とともに、もうひとつの難しい条件が湖面の氷の状態です。美しいアイスバブルを見るには湖面がつるつるで透明度の高い湖面でないといけません。アブラハムレイクは降雪量の少ない地域にあり、湖面に雪がつきにくい珍しい湖。動画をご覧いただくと一目瞭然ですが湖面が天然のスケートリンクのようになります。
この日は、気温マイナス１５°Cと平均より若干低く、アイスバブル鑑賞は車で暖をとりながらも１時間が限界でした。美しい大自然は厳しい気候にあるということを身をもって体験することができました。
アイスバブルは完全な自然現象です。アブラハムレイクも湖面が白い氷に覆われたり、雪が積もったりするとアイスバブルを鑑賞することができません。そのためツアーでは雪をかくためにスコップやデッキブラシを持参します。その他にも、過去2週間の降雪量を調べたり、SNSで最近のアイスバブルの様子をチェックしたりして、現地にお越しになったお客様になるべくお楽しみいただけるよう最善をつくしております。
引き続き厳しいコロナ禍の中におりますが、お客様が笑顔でカナディアンロッキーにお越しになる日を楽しみにお待ちしております。
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Ice bubbles - Abraham Lake
標高差 (Elevation): 1,340m,
長さ (Max. Length): 32㎞,
最大幅 (Max. Width): 3.3㎞,
表面積 (Surface area): 53.7㎢,
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