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作詞・作曲・唄:谷山浩子
★1980年 シングル 編曲:山川恵津子
★1985年 アルバム「眠れない夜のために」より 編曲:AQ・谷山浩子 ↓
★1990年 アルバム「カントリーガール」より 編曲:石井AQ
↓ コンサート・トーク集(猫森集会~新装版~サンリオより)
あのね、とくに男の子っていうのは、いや、女の子もそうかな、でも男の子に言いたい。
「メンクイ」が多いですね。(会場拍手)そこで拍手はなんの意味かな?
えー、なんと言うか、まー、もちろん一般に通用している言い方で、「顔じゃないよ、心だよ」っていうのがありますが、たてまえっぽいところがありますね。で、やっぱり、可愛い女の子の方に目が行くでしょうが。隠してもムダですぞ! UHH!
それはまあ、構わないっていえば、構わないのですが、わたしとしては不満もありまして。なんと言うか、わたしね、女の子がだいたい好きなんです。で好きな、ん? あれ?ウレシそうに笑ったりなんかして。そういう意味なのよ。あっ違うか。嘘ですが、あのー、好きなタイプっていうのがあってね、決して、顔が可愛い、とか、物腰が可愛い、とか、というよりも先に、なんと言うのかな、ある素朴さを持った女の子って好きなんです。
この間も、旅行に行ったときに会った女の子が、後で闇いたら、わたしよりも四つぐらい上だそうで、そんなに見えなくてびっくりしましたが、童顔でね、丸いメガネをかけてて、髪はひっつめにして、黒い靴はいてて、学校の先生みたいな、ジャンパー・スカート着てて、喋り方も全然女の子っぽくないんです。別に男まさりではないんですけれど、女の子の華やかさ、愛らしさというものが今然感じられない。自分で、女の子だ、男の子だ、という、そういう意識を全然していないような感じの人なんです。すごく一所懸命になって、博物館とか見て回ってて、わー、すてきな人だなと思っていました。だからそういう女の子が脚光を浴びる時代になるといいなァーと思うんです。
で、彼女のためと、わたしのためと、それからそのほかの、素朴さがいいという女の子たち、それからすべての男の子たちのために、歌を作りましたので、聞いて下さい。
「昭和五十四年(1979年)七月二十八日。船橋文化ホール」
↓ 「Hiroko Taniyama '70s」Extraトラックより(本人による楽曲解説)
この歌のモデルは、22歳の時に初めて行った海外旅行で、同じツアーに参加していた女性です。もう名前も忘れてしまいましたが、眼鏡をかけた、色の白いかわいい感じの人でした。
このアルバムに収録したシングルバージョンは3番までで終わっていますが、本当は4番まであって、ハッピーエンドなのです。長すぎるので4番はカットされたのでした。
フルバージョンは何年かたってからアルバムに入れました。
↓ HIROKO TANIYAMA 45th SINGLE COLLECTIONより
新人歌手のために書いた歌で、その人のデビューがなくなって帰ってきた曲。キャッチ―な歌を作ろうと思って作りました。主人公のモデルは、初めて海外旅行に行った時に、同じツアーにいた若い女の子。髪を引っ詰めにして眼鏡をかけて、美術館や博物館を熱心に見る子で、なんとなく気に入って目で追っかけていました。この頃のシングルは、ラジオでかけるために3分半ぐらいが限度だったので、もともとあった四番が削られて、悲しいところで終わっています。
※谷山浩子オフィシャルウェブサイト www.taniyamahir...