カルカッソンヌを見ずに死ぬなかれ！｜南仏で必見の観光地｜城壁散歩｜フランス政府公認ガイドikkoと町歩き

こんにちは　
久しぶりの動画です。お元気ですか？
今回はラングドック地方の観光地カルカッソンヌの町歩き（特に城壁歩き）です。ワインの産地でもあり何度も訪れている地方です。
カルカッソンヌのシテはヨーロッパでも有数の中世の城塞都市で、もちろん修復による手直しを経てはいますが、長い城壁が美しく残っているところです。もともとの城壁（一部）は古代ローマの時代からというのですから驚きですよね！
888年にカロリング帝国終焉、その後、地元領主が台頭し、1067年にカルカッソンヌの領地はアルビとニームの子爵トランカヴェルの所有となります。この一家によりコンタル城（1130年頃～）やサン・ナゼールとサン・セルスの大聖堂（1096年～）などが建てられ、城壁が造られます。
しかしこの南仏で起こったキリスト教の異端とされたカタリ派を撲滅するためにフランス王家の支援を受けた「アルビジョア十字軍」により、カルカッソンヌは包囲され、1209年8月15日に陥落します。カタリズムというのはアルビ、ヴァルダラン、トゥールーズ、カルカッソンヌの4つの教会が中心となったキリスト教運動で、キリストの理想を尊重していないとローマ教会を非難したのです。そのためにローマ教皇インノケンティウスが異端教の信者を撲滅するために十字軍を開始しました。
1226年、カルカッソンヌはフランス王領になり、アルビジョワ十字軍は1229年に終了します。
ところで、かつてはスペイン（アラゴン）との国境が近く（1659年のピレネー条約により国境が南に移動しました）、ここは重要な防衛地点でもありました。しかし国境が変わったために、シテは防衛の役割から放免され、おかげで城壁は完璧に近い姿で残っていったのです。
時は進み、1840年、カルカッソンヌの歴史家で考古学者のジャン-ピエール・クロ－メイレヴェイユ（動画内で私は名前をちゃんと言えていません！）が大聖堂を歴史的建造物として認定、シテの復興に務めます。そして著名な建築家ヴィオレ・ル・デュークも尽力し、教会は再建されたのです。ちなみに1997年からカルカッソンヌのシテはユネスコの世界遺産に登録されています。
現在、カルカッソンヌは南仏の一大観光地になっています。町中のお散歩、城壁のお散歩は楽しく、想像力を掻き立てられます。どうぞ一度、この「カルカッソンヌを見ずに死ぬなかれ」といわれたほどの町、中世にタイムスリップしたかのような要塞都市シテを訪れてみてください☆
お気軽にコメント、お待ちしております。
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[@user-ct2dg8tc5g]

フランス語もままならずでしたが、どうしても見たくて一人で訪れました。２泊して城壁周りを一周したりしてCité を堪能しました❤この動画に続けてプロヴァンも見ましたが、とても懐かしかったです。城壁や中世好きにはたまりません😊もし可能なら、コンクに行って頂きたいなと😊最近のコンク見てみたいです。

[@ikoikoikkoparis]

コメントをありがとうございます。 私も中世好き、城壁好きなのでお気持ちよく分かります。🥰 コンク、お勧めです❣️サン=ティアゴへの巡礼ルートには渋い教会が沢山ありますね〜。 フランスの美しい村巡りというのも素敵ですね。

[@daichanpapa2017]

いつも楽しく拝聴させていただいております。今回の動画もとても楽しめました。ありがとうございます。カルカソンヌは私には懐かしい思い出の街の一つです。私は1976年に渡仏しましたが、パリの学生寮の食堂の壁にカルカソンヌの大きな写真が飾られていました。当時は今と違って情報が少なく、私も若かったので、カルカソンヌのことは全く知りませんでした。その丘の上の城塞都市の写真を見て衝撃を受け、いつか行って見たいと思いました。実際にカルカソンヌに行って見るとその大きさ、高さが実感出来、真っ青な空の下の城塞都市は光に映えて美しかったです。夜はライトアップされ、橋からの城塞都市の遠望は、それがまるで空中に浮かんでいる様で幻想的でした。その時に撮った写真は部屋に飾っています。小さな教会の前を通ったら、少年が教会の中も見て行って下さい、と言って、中の明かりを一個一個ともしてくれて、中を案内してくれました。それから1979年に再度訪れましたが、その親切な少年は教会の前にはいませんでした。近所の子供に聞いて見ましたが、わかりませんでした。カルカソンヌはお勧めの街の一つです。有名なカルカソンヌ風シチューも味わって下さいね。

[@ikoikoikkoparis]

いつもありがとうございます。😊 1976年に渡仏されたのですね。 その頃のフランスは今と全く違っていたことでしょう。情報を手に入れるのもままならず、でもおそらく今よりももっとのんびりしていて良い点も沢山あっただろうなぁと想像いたします。 1枚の写真を見て、どうしてもそこに行ってみたい❣️ということってありますよね。私にとってそれはモン・サン・ミッシェルでした。現地に初めて立ってみて感動したのを覚えています。 (まさかその時はフランスに住むとは思っていませんでした！) カルカッソンヌの少年、今どこで何をしているのでしょうね。 カスレも賞味したのですが、今回の動画はお客様ご案内中の空き時間に撮りましたので、レストランではカメラを回せませんでした。。。😂

[@daichanpapa2017]

@@ikoikoikkoparis 返事ありがとうございました。モン・サンミッシェルの写真も衝撃的ですね。一枚の写真を見て激しい衝動に駆られて、訪れたところはいくつかあります。1976年のパリは古いパリがまだ少し残り、煤で黒くなっている建物や、崩れそうな建物もまだありました。古色に包まれた建物は歴史を感じ、風情があります。ヨーロッパの都市の建物は綺麗に洗浄、修復されて今はテーマパークみたいに新品になっているところが多いです。それもまた美しいのですが、両方知っているのは幸運です。一か月に一回、証券取引所の近くの大きなPTT（郵便局）に行き、日本の両親にコレクトコールを掛け、オペラ通り近くの東京銀行に日本の新聞を読みに行き、日本人観光客に日本の話を聞いたものでした。今と違って不便な時代でした。パリの人々は英語を話すようになり、看板や標識も大きく、多くなり、観光客には便利になりましたが、標識が大きく、多いのは美観を損ね、好きではないです。行くたびにパリは変わり、久々に行くと、行きつけの店もなくなり、友人も亡くなり、思い出のかけらを拾い集めて、哀しくもなります。でも最後のまたパリを見てみたいと思いますが、もう行けそうにありません。海外生活は時には困難なことや、嫌なこともあるでしょうが、お元気で、海外生活を楽しんで下さい。次の配信を楽しみにしています。

[@ikoikoikkoparis]

⁠@@daichanpapa2017様 懐かしいパリの思い出話、ありがとうございます。私も少し思いあたります。 とにかく日本語に飢えていたなぁ〜。古本や新聞、日本のビデオが友達の間を飛び交っていました。今では考えられませんね❣️

[@user-pe5lw9kc1s]

カルカッソンヌ🏰知りませんでした。日本人にはまだまだ有名じゃない素晴らしい観光地いっぱいあるんだろうな～✨

[@ikoikoikkoparis]

コメントをありがとうございます。ぜひぜひまたいらしてください。お待ちしています💕

[@keikoH8739]

鳥の目になって眺めるカルカッソンヌの旧市街に驚かされます‼城壁の上をゆっくり散歩しながら遥か遠くの風景の美しさに感動しました。ヾ(＠⌒ー⌒＠) 降りてみると、石畳の道は優しいラインを描きながら愛らしい街並みを作っていましたね。ロマネスクとゴシック様式の混在した教会の青いバラ窓とランセットのデザインが素敵💖💖天井の交差穹窿のこれまた美しいこと❣墓石コレクションが発掘品なのでしょうか⁈😅大砲の球が石なのも時代を感じさせてくれます。町の名前の由来ともいわれるカルカス婦人はどんな人だったのかしら、女城主❓魅力的な町のご紹介ありがとうございました。

[@ikoikoikkoparis]

いつもありがとうございます 名前の由来ストーリーはシャルルマーニュがこの街の攻略をあきらめ退散する時、当時街を治めていたカルカス (Carcas) が勝利の鐘を鳴らした (sonner)っていうものです。 またこのときに兵糧攻めにあっていた人々が豆や雑穀、肉類、腸詰めなどを持ち寄って煮込んだものがカスレのルーツだそうです。 歴史の小話は面白いですよね。

[@keikoH8739]

早々のお返事ありがとうございます。戦いを繰り返しつつフランク王国の国土を大きくしていったあのシャルルマーニュだったのに、此処では鐘の音が響き渡る中、撤退していったのですね。😰歴史の裏話、面白いです。私はカスレをまだ食べたことありません😂😂😊

[@mmakarell9368]

素敵ですね こんなに空いてることもあるんですね、いつ頃訪れましたか？

[@ikoikoikkoparis]

コメントをありがとうございます 2023年9月の初めでしたね。