ユダヤ人たちは激しく反論しました。 「この人は自分の肉をどのようにして私たちに食べさせるつもりだろうか。」 イエズスがユダヤ人たちに言いました。 「あなたたちに言っておきます。人の子の肉を食べその血を飲まなければあなたたちの内に命はありません。わたしの肉を食べわたしの血を飲む者は永遠の命を得てわたしはその人を終わりの日に復活させます。わたしの肉は真の食べ物わたしの血は真の飲み物だからです。わたしの肉を食べわたしの血を飲む者はわたしの中に生きわたしもその人の中に生きます。生きておられる父がわたしをお遣わしになってわたしが父によって生きているようにわたしを食べる人もわたしによって生きます。わたしは天から降って来たパンです。先祖が食べてそれでも死んだパンとは異なります。このパンを食べた人たちは永遠に生きるのです。」 多くの弟子たちはイエズスの話を聞いて互いに言いました。 「かれの話は訳が分からない。聞くに堪えないとんでもない話だ。」 彼らが不平を言ったのでイエズスが彼らに言いました。 「わたしの話があなたたちを躓かせたのですか。では人の子が元いた場所に昇って行くのを見たらどうなるのですか。命を与えるのは霊です。肉は何の役にも立ちません。わたしがあなたたちに聞かせた言葉は霊であり命なのです。しかし、あなたたちの中には信じない者がいます。」 イエズスは誰が信じないのか誰が裏切るのかを最初から知っていました。それで彼らに言いました。 「だからこそ『わたしをお遣わしになった父が引き寄せてくださらないと誰もわたしの元に来ることが出来ない。』と言ったのです。」 これらの論争があった後で多くの弟子たちがイエズスを見くびって離れ去りました。 イエズスが使徒たちに訊ねました。 「まさかあなたがたまでわたしを見くびるのではないでしょうね。」 聖ペトロが答えました。 「主よ、私たちは誰の所に行きましょう。あなたは永遠の命のみことばをお持ちです。私たちはあなたが神の聖なる御方であることを信じています。また、知っているのです。」 イエズスが小さく呟きました。 「わたしはあなたがた12人を選びました。だが、あなたがたの1人は悪魔です。」 私が日付を確定する典型的な方法(ワルトルタ女史が書いたTHE POEM OF THE MAN~GODと天文学者長谷川司氏の天文学データを同時に参照すること。)を解説しました。 THE POEM OF THE MAN~GODの第353章、353. The Bread from Heaven. カフェルナウムの会堂に行く前に弟子たちが離反するユダヤ人たちに言いました。 “The sun is already setting and the Sabbath is about to begin.” 訳:「太陽は既に沈みつつあります。そして安息日が始まろうとしています。」 弟子が言った安息日は西暦29年4月1日(金)、「日没」に月が出ていない安息日です。 西暦29年4月1日(金)の「日没」後の安息日、カフェルナウムの会堂でイエズスが命のパンを語りました。「月の没」は午後4時49分(16:49)でした。 ところで、最近、長谷川司氏はイスラエル(エルサレム)の天文学データを削除しました。