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5月。爽やかな初夏の京都を優雅な行列で彩る、京都三大祭のひとつ、葵祭。
下鴨神社と上賀茂神社の例祭で、約1500年前、凶作に見舞われ飢餓疫病が流行したため、欽明天皇が勅使をつかわし「賀茂の神」の祭礼を行ったのが起源とされ、天皇の勅使が派遣される「日本の三大勅祭」のひとつにも数えられます。
5月1日の競馬足汰式(くらべうまあしぞろえしき)に始まり、流鏑馬神事(やぶさめしんじ)、斎王代御禊の儀(さいおうだいみそぎのぎ)、賀茂競馬(かもくらべうま)、そして御蔭祭(みかげまつり)などの儀式を経て、5月15日に行われる「路頭の儀」では、約500人の参列者が平安時代の以来の伝統的な様式の衣装を身にまとい京都御所を出発して下鴨神社、そして上賀茂神社まで約8キロもの距離を練り歩きます。
彼らの衣服や冠には下鴨神社と上賀茂神社の御神紋でもある植物「フタバアオイ」などで作った「葵の葉」が飾られるところから「葵祭」とよばれています。
行列の中心は天皇の使いである勅使(参列するのは近衛使代)。下鴨神社・上賀茂神社で天皇からのお言葉を読み上げ、贈り物を献上するため、京都御所から出発します。
また、長い行列の最後をかざるのは、平安時代、神に仕えた皇族の女性である「斎王」の代わりをつとめる女性で、毎年、京都ゆかりの女性の中から選ばれる「斎王代」。その華やかな姿に、ひときわ大きな注目が集まります。
この動画は、2024年5月15日に行われた葵祭の模様を「路頭の儀」を中心に、ダイジェストでお送りします。