king gnuといいosrinといい、一見令和のいかつい兄ちゃんたちだけど、こんなに温かい作品を世に送り出してくれて、ドラマがさらに一段階良い作品になったり、たくさんの人たちの感情を救う一端を担ったり。もはや人間国宝になってよい人たち。 おしゃれでテクニカルな曲を生み出して、令和の音楽シーンを牽引するバンドが、1950〜60年代が舞台のドラマの主題歌を書き下ろし、ただしバンドの個性も出し、しかもそれがばっちりはまっているのが、すごい。 なんならその時代の暮らしぶりや鉄平や朝子の生き様を見てきて書いた曲と言ってもいいくらい。 真っ直ぐさ、純粋で、一生懸命に生きている人たち。この曲から全て感じ取れる。 メロディの展開はking gnu らしく、先読みできないけど、優しくノスタルジックな音楽がこのドラマの世界観に完璧にマッチしている。 そしてMVのイラストタッチも、この曲のあたたかみにぴったり合っている。