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ジャパニーズ・ルンバ
電気ギター 角田 孝
ギター 永田 暁雄
ベース 小島一雄
ドラムス 田中 和男
コロムビアJL 23(2213573)
昭和28年発売
A面の「東京ブギウギ」同様、角田の電気ギターによる演奏が聴けます。
曲自体はオリエンタリズムを匂わせるものですが、角田はラテンムードで演奏しています。
演奏が進むにつれて本来のルンバから、むしろカリプソに近いスタイルに変化。
ラストコーラスの倍テンなど、大戦後欧米でのカリプソブームをいち早く読んだかのような快演。仮に今も存命ならレゲエのリズムなどまでも消化できていたのではないかと思わせる柔軟さを見せています。
明治40年(1907年)生まれの彼は戦前からエディ・ラングに傾倒してきた正統派ジャズギタリストですが、広義のジャズ(舶来のポピュラー音楽全般)をこなしてきた万能楽士らしさこそ彼の本領であり、それが見事に表れたレコードです。