これからの季節を彩る名花、牡丹と芍薬の見分け方

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立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花

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「牡丹」の接ぎ木の台木が「芍薬」ですね。たまに台木から花が咲いていることがあります。

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この植物の「接ぎ木」を技術的に完成させたのが、天正年間に摂津国川辺郡山本荘（いまの宝塚市山本）の元荘司「坂上頼泰」（坂上氏田村麻呂流浄野系の子孫）で、かつての主君「豊臣秀吉」に「牡丹と芍薬を接木した盆栽」を献上したところ、大変喜んだ秀吉から「木接太夫」いう称号を賜ったという話が伝えられています。

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自分の住んでいる、兵庫県宝塚市山本は園芸が盛んで、そのむかし福島県須賀川市に薬用のための牡丹を送ったことで交流ができました。 その後山本では一度牡丹の栽培は絶えてしまいましたが、近年須賀川市の方から牡丹を送ってもらったこともあり、毎年きれいな花で目をたのしませてもらっています。 ちょうど今年は5年に一度の「とんとこ祭り（牡丹祭）」も行われました。