被害の爪痕が明らかに 宮崎で震度6弱から一夜

宮崎県日南市で震度6弱を観測した地震から一夜明けた9日、被害の爪痕が明らかになった。日南市の海沿いにある国指定名勝の鵜戸神宮では灯籠が10基倒れ、参道に約20㍍の亀裂が走った。9日は一般参拝を中止した。震度4だった鹿児島県志布志市では、緑の木々が生い茂る斜面の一部が崩落し、白っぽい土がむき出しになった。
宮崎県庁では、9日も災害対策本部を開き、河野俊嗣知事が、「普段よりはリスクが高まっており、日頃の備えの再点検など注意喚起を繰り返し行うことが必要だ」と強調した。
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