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栃木県宇都宮市の高校を卒業し、現在5人組のガールズユニットで音楽活動をしている佳子さん(26)と杏実さん(25)。大手音楽会社のエイベックスから今年の秋にメジャーデビューをすることが決まっています。5月6日に東京都内で開催したデビュー決定記念のライブでは、母校の後輩と一緒にコラボステージを披露しました。
5月6日。
多くのアーティストが立ってきたコンサートホール「LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)」で、この日行われるメジャーデビュー決定の記念ライブのリハーサルが行われていました。今年の秋にエイベックスからデビューする5人組のガールズユニット「C;ON(シーオン)」です。
「ブラスとアイドルを融合した唯一無二のスタイル」を掲げ、ジャズ、ポップス、ロックまで幅広いジャンルの音楽を奏でるユニットとして、2017年に始動。メンバーチェンジを経て現在はボーカル2人と、アルトサックス・ユーフォニアム・ピアノの合わせて5人のメンバーで活動しています。このうちアルトサックスの佳子さんとピアノの杏実さんは栃木県出身で、宇都宮短期大学附属高校の同級生です。
7年に及ぶ下積みを経て、とうとう掴んだデビューへの切符。
(ピアノ担当 杏実さん)
「高校生の時から2人で演奏する機会があった。いま5人という形で佳子ちゃんと演奏できているのが嬉しい。メジャーデビュー記念ライブが渋谷公会堂で開催されると決まった時もとても嬉しくて、7年間の集大成でもあり新たな一歩。C;ONの最大限を見せていきたい」
(アルトサックス担当 佳子さん)
「自分では実感が無いんですけど、メジャーデビューライブということで、ここからは自信を持って、皆さんに感謝の気持ちを見せられるような演奏がしたい」
日光市出身の佳子さんは、高校卒業後音楽大学に進学したものの、クラシック以外の幅広いジャンルにも挑戦したい気持ちが芽生えたといいます。自分の将来を迷っていた頃、C;ONが新しいメンバーを募集していることを知り一歩踏み出して応募。17年にサポートメンバーとして採用され、次の年には正式メンバーに昇格しました。
下野市出身の杏実さんは3年前にC;ONに加入し、5人の中で一番新しいメンバーです。それまでは大学に通い音楽の教師を目指していたといいます。
(ピアノ担当 杏実さん)
教員を目指して勉強をしてきたんですけど、演奏者になる夢をずっとどこか忘れられなかった。そんな時、ずっと高校時代一緒にいた佳子ちゃんのSNSを見て、すごくキラキラした世界に見えた。「そこに飛び込んでみたい」と思って、佳子ちゃんに連絡しました」
「音楽をやりたい」。
それぞれ将来に悩みながらもその気持ちを持ち続け、同級生コンビが同じユニットに加わり、同じ夢を追いかけることになりました。
そしてこの日、ファンには内緒でサプライズの演出を準備していました。2人の母校・宇都宮短期大学附属高校の吹奏楽部の部員らとのコラボステージです。
実はメジャーデビューが決定した後、メンバー5人で2人の母校に凱旋したときに吹奏楽部の部員とライブで披露する楽曲の合同練習を行っていました。
それからおよそ3週間後、ライブの日を迎えた部員たちも気合十分。朝の7時半、会場の東京・渋谷に向かって出発しました。この日披露するのは、バラード曲とアップテンポな曲のあわせて2曲。リハーサルでは音合わせに余念がなく、本番直前まで修正を続けました。
(宇都宮短期大学附属高校 吹奏楽部員)
「圧倒されているんですけど、先輩(C;ON)と演奏できるので楽しみたい」
「楽しみです」「C;ONさんたちの思い出に残る演奏がしたいです!」
(ピアノ担当 杏実さん)
「母校の皆さんも来てくれているので心強い。栃木の皆さんにいい顔向けができるよう頑張ります!」
(アルトサックス担当 佳子さん)
「楽しみにしててね!」
C;ONも2時間みっちりのリハーサルを続け、開演まで2時間を切りました。会場にはおよそ2000人のファンが続々と集まります。メイクや声だしなど最後の調整をしてあっという間に開演の時間です。
メンバーにも緊張が走る中、とうとう始まりです。ライブは代表曲「Last Order」からスタートし、オリジナル曲や最新曲など全23曲を披露しました。
会場のボルテージも最高潮になったころ、ステージ裏では部員たちがこっそり準備を始めます。そして、ライブも佳境に、とうとうその瞬間が。バラードナンバー「Canvas」でステージの後ろの幕が徐々に開き吹奏楽部員らが登場しました。バラード調の曲が持ち味だという部員たちのやわらかい音で会場を包み込みます。
多くの拍手が送られメジャーデビュー記念ライブ、そして、高校のOGと後輩のコラボステージは大成功で幕を閉じました。
(宇都宮短期大学附属高校 吹奏楽部 相良和奏部長)
「緊張したが、楽しく演奏することができた。吹奏楽部をやっていてよかったし、続けていきたいと思った」
(宇都宮短期大学附属高校 吹奏楽部の部員)
「こんな機会人生に一度あるかないか。(機会を)もらったからには楽しまなきゃと思い、精一杯できたと思う」
「ドキドキだったが、C;ONの皆さんと築いてきた絆ができて楽しかった。精一杯やり切った感があります」
(ピアノ担当 杏実さん)
「楽しかったです!」
(アルトサックス担当 佳子さん)
「本番が一番最高でした。生徒たちも気合が入っていて、音量がすごかった。それに負けないよう一生懸命演奏しました」
C;ONから栃木県民へメッセージをいただきました。
「栃木の皆さんにも、メディアなどを通してC;ONをお届けできるよう一生懸命頑張るので、もしよかったら気になる方はチェックしていただけたら嬉しいです。あなたの心に届く音楽を届けます!よろしくお願いします。以上C;ONでした!」