【朗読】青べか物語12 留さんと女 おわりに 山本周五郎 読み手アリア

[@piz2010]

朗読、ありがとうございます。大作もあと一回ですね。 作家と街(都市)との関係は面白いです。特別な街を持つ作家といえば、思いつくものでは、森鷗外と小倉、泉鏡花と葉山、永井荷風と東京、谷崎潤一郎と大阪(関西)などですが、周五郎にとっては、多感な若き日にたまたま滞在した陸の孤島と言われた寒村の浦安だったわけで、そこは日本の原風景に見え、そこで暮らす粗野で野生的でしたたかな人々は、〈青白いインテリ〉や〈ひ弱な都会人〉とは対極の人間に見え、大ショックだったんでしょうね。 最後の主人公の留さんも、とても普通の小説なら主人公にはなれない、女にだらしのない頭のあったかい男で、その愛人もあばずれ女ですが、嫌悪しながらも作家としての周五郎は二人をしっかり人間観察しているところがすごいですね。作家魂でしょうね。 やがて、こうした人間観察が、「赤ひげ』の中で書いている周五郎の、「人間ほど尊く美しく、清らかでたのもしいものはない。だがまた人間ほど卑しく汚らわしく、愚鈍で邪悪で貪欲でいやらしいものもない｣という人間観の結論に結実していったんでしょうね。 余談ですが、今までずっと名前だけしか書かれなかった、浦安で周五郎が愛読していた『青巻』という謎の本が、ストリンドベリの本だと最後に明かされていますね。調べたら、芥川龍之介なども引用している、かつて人気のあった名著だったようで、かなり難解な奇書に近いキリスト教的な箴言集のようですね。国会図書館のWEBサイトで無料で読めますね。青べかで知った周五郎の愛読者のこの本の復刊を望む声がネットにたくさんあるのが面白いです。

[@Aria8888]

ご視聴ありがとうございました。国会図書館のwebサイトで見ました！読むのは断念しましたが💦周五郎先生と一緒に浦粕でしっかり人間観察した気分です！

[@和中京子-h3r]

いつも素適な声の朗読有り難うございます🙇 久しぶりにコメントさせて頂きます。 アリアさんの朗読を介して、視聴者の方のコメントを見るのも楽しみの一つです。 そんな中、今回のおさんぽさんのコメントはとても胸が苦しくなりました。以前は北海道で活躍されてる様子を書かれていました。 思い返せば、初めておさんぽさんのコメントを見た時は、年配の在宅医療あるいは午前の診療の後、往診に行ってるお医者さんと勝手に想像していました。 それがこの春のコメントで若い方だと知りました。ごめんなさい😅 おさんぽさんにとってアリアさんとの出会いが希望になりますように祈ります🙇♥♥

[@Aria8888]

ご視聴ありがとうございました。ありがたいことにずっとコメントをいただいてます。感謝しかありません。どんなに皆さんのコメントに励まされているか。

[@osanpo927]

青べか物語で学んだことが一つあります。 暮らしは裕福とは縁遠くても、貧しい心の人間にはならないこと。 なんかそういうことです。 中学生から書いている日記とは言えないらくがきノートが50冊を超えたので、 時々読み返すことがあります。 本当に支離滅裂なごちゃ混ぜなことだらけ。 子供の頃らしく勉強で納得できないこと、純粋な日本人じゃないのでイジメられたこと。 何故母親があんなに若くして天に召されたのか…今では笑っちゃうことだらけ。 でもそれが現在の職業に進んだ大要因だと、大人になって自覚したんですが…… 特に男はいつまでも母親が恋しいんですね。他の人はわかりませんが。 そのノートの中では将来は母の眠る母国ドイツで独り立ちしたいと、かなりの頻度で 書かれていました。 この夏から三年くらいの期間ドイツ留学が決まりかけていたのですが、以前の病気が ネックになり諦めざるを得なくなっちゃいました。 自業自得なんですが、現在そのショックとの闘いの毎日です。 母を裏切った気持ちがとても辛いです。 それでも頑張る気持ちに揺るぎなしですけどね😊 この先10年20年と予想さえしない現実が押し寄せてくるんだと思うけど、 重要なのは逃げずに味わうことだと思います。 だから一つ一つを味わいたいと思っています。 毎度毎度つまらぬ独り言ですみません。 ありがとうございました🌷

[@Aria8888]

ご視聴ありがとうございました。ノートとってるんですね。親に愛されたかった、親が生きていてもほとんどみんな抱えてることだと思います。留学は残念ですね・・・

[@シンザン-o7n]

ありがとうございました、最後のお玉ちゃん気になりますね。

[@神崎婦美子]

るやわ

[@Aria8888]

ご視聴ありがとうございました。

[@Aria8888]

ご視聴ありがとうございました。最終回で三十年後のみんなが出てきます。。。お楽しみに！

[@和久早田]

様々な生きざまで 交わることの無い筈が いつか何処かで 交わるものがある 確かに 縁とは少し違うな 溜まりにたまった物を やっとの思いで 思い出と共に断捨離した つもりでも 過去は消せない でも 楽しく生きていこうと 思っていたら その過去から生じた苦しみは少しづつ浄化してくれて いるように感じる😂😛

[@Aria8888]

ご視聴ありがとうございました。断捨離されたんですね！浄化されてスッキリされますね。お疲れさまでした。

[@和久早田]

@@Aria8888 さんへ 特にこの作品は 過去の内緒の自分に 置き換える事が 有るんですね😥😅😛

[@裏道散歩-r7y]

少し頭があったかい😊留さんとお秀(アリアさんのお秀が怖い😱)。この世は巡礼だ、巡礼だと呟きながら浦粕から出て行く私。そして8年後に留さんとの再会。小説のモデルにされたことを嫌がるどころか家宝にすると答える。どこまで「あったかい」んだか。 周五郎先生が世に出る前のおとぎ話のような浦粕での物語も終わってしまいますね。終わり方もなんか寂しい。 イパネマの娘などで知られたアストラッド・ジルベルトが天国に召されました。これからKZbinでボサノバ聴きながらギックリ腰治し(ｺﾛﾅ罹患でずっと寝ていたせいか腰痛に😢)。整骨院通いが続きます😅。じっと横になってボサノバやアリアさん聴いて😊。

[@Aria8888]

ご視聴ありがとうございました。じっと寝てるのも身体によくないのですね・・・！ぎっくり腰、早く治りますように・・！

[@hiro-mq6rq]

留さんと女はつらい話である。お人好しの留さんと強かで気性の荒い女との生活模様は蒸気河岸の先生が西教風に人生は巡礼だ！と思わざるを得なかったのだろう。しかし、仏教的に考えれば、良縁か悪縁かは不明だが、留さんと女との関係もまた、人と人との縁だったのかも知れない。そんな奇縁であっても留さんが少しは安らぎ、満たさせた日々があったのなら、多少は救われたのではないだろうか。

[@Aria8888]

ご視聴ありがとうございました。留さんも懲りなかったんですね・・・。

[@hiro-mq6rq]

何度、からき目にあっても男は懲りない。それがアリアさんをはじめ、女性の魅力なのですね。