【朗読】山本周五郎「壺」～オーディオブック～ 朗読：京谷由香里

木村外記と名乗る中年の武士が紀伊のくに新宮の町の万字屋という宿に草鞋を脱いだ。その宿の下男が三人の武士と果たし合いをすることになり、下男の許嫁の娘が外記に「助けてくれ」と訴える。その懸命さに捨てておけず、とりあえず果たし合いの場所へ急ぐが・・・。
青空文庫未収録。
初出：「講談雑誌」　1940（昭和十五）年（周五郎氏が三十代後半の頃）
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◎主な登場人物
　木村外記　（きむらげき）＝荒木又右衛門/柳生十兵衛から新陰流を学び日本三大仇討ちの一つと数えられる「鍵屋の辻の決闘」で有名な剣豪
　七郎次（しちろうじ）　百姓の出でありながら侍に憧れを持つ（あだ名が瘤七）
　おぬい　　　七郎次の許嫁　
　　　　
（文中の表記、意味などについて）
　双眸（そうぼう）　 両眼
　挙措（きょそ）　　立ち居振る舞い
　婢女（はしため）　下女
　探勝（たんしょう）景勝地を訪ねて景色を楽しむ
　根問い（ねどい）　根掘り葉掘り問いただす
　初更（しょこう）　現在の午後七時から八時頃
　霏々（ひひ）　　雪や雨が絶え間なく降るさま
　薙ぐ（なぐ）　　刃物などを横に払って切る
　肉瘤（にくりゅう）　肉こぶ
　眦（まなじり）　　目尻
　刀法（とうほう）　剣術、刀を使う技術
　兵法者（へいほうしゃ）剣術や武芸に巧みな者
　けいしきばんだ　　　この場合は怒ったような様子
　朋友（ほうゆう）　友人
　機宜（きぎ）　　それをするのに良い機会
　旧主（きゅうしゅ）　以前に仕えた主人
　我流（がりゅう）　自己流
　自得（じとく）　自分の力で会得する
　山湖の水（さんこ）　山の上の湖
　歩度（ほど）　　歩調、歩く速度や歩幅
　奇矯（ききょう）　行動や言葉が普通とは違うこと
　秘奥（ひおう）容易にうかがうことのできない、物事の奥深い所←（ひおくと誤読しています。すみません）
　武名（ぶめい）武人としての名声
　隠棲人（いんせいびと）俗世間を逃れて静かに住むひと　
　温気（うんき）　暑さ、熱
　我意（がい）　わがまま、自分一人の考え
　身命（しんめい）　自身のいのち
　常住坐臥（じょうじゅうざが）座っている時も寝ている時も、いつも。
　妄執（もうしゅう）迷いによる執着
　大喝（だいかつ）　大きな一声で叱りつける
　我慾（がよく）　自分一人の利益、満足だけを求める気持ち
　栄達（えいたつ）　出世すること、高い地位、身分を得ること
　名利（みょうり）　名誉と利益
　♫ お好きな場面からお聴きいただけるように ♫
（青字の数字をクリックしていただくと、その章から始まります）
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[@user-mk8nn3ur6f]

穏やかな声音、心が落ち着き就寝前のひとときがホッとします。朗読で多くの作品と親しむことができる幸せ、感謝です💞

[@Yukari88]

ちづ子さま 「壺」を聴いてくださり、ありがとうございました🙇‍♀️😊 こちらこそ、そう言って頂けますと励みになります✨ 今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします🎄

[@user-wz7jt7kb5q]

毎日聴いています。落ち着いた声に心温まる心地が良いのです次の作品をお待ちしています

[@Yukari88]

東郷君子様 毎日聴いて下さっているのですね🥰なんと有難いことでしょう🍀次回作の準備を進めています。来週中には何とか出来ると思います。よろしくお願いいたします🙇

[@seijihonda-t2k]

最後に 由香里さんに落ち着きました イグサさん アリアさん 喜多川拓郎さん あべよしみさん その他大勢の方の朗読のお世話になりましたが 由香里さんに落ち着きました 寝落ちしようと思って由香里さんを聴き始めるのですが 聴き入ってしまい寝られず 結果 次の朗読を聴き始めるので 寝不足になってしまいます もっと沢山書きたいですが 今回は この辺で我慢します。

[@Yukari88]

本田誠治さま 「壺」をお聴き下さり、有り難うございました🙇😊 そして、このチャンネルを気に入って下さり、大変嬉しいです。 本当のところ「朗読」というのは、作家さんが書いて下さった大事な作品の内容をきちんとお伝えするという使命がありますから、聴いて下さる方が眠くなってしまうようではダメなのです😅 眠くならずに楽しんで頂けるように努めてもいますので、申し訳ないです💦 それでも寝物語に聴きたいというお気持ちも、もちろんわかりますので、困ったところです🤣 いつもの朗読とは別に「寝物語用の朗読」というのにチャレンジしてみましょうかね？！🤣 これからも、どうぞご贔屓に宜しくお願いいたします😊🙏

[@ryouko_hello5666]

ありがとうございます！

[@Yukari88]

Ryouko_hello様 スーパーサンクスのご支援に心より感謝申し上げます😊🙏

[@user-fn7tj8bq5h]

荒木又右衛門　あまりにも有名な剣豪、百姓の本当の姿へと土に混じえ導く修行に悟りを開いたのだろうか😅朗読お疲れ様でした、ありがとうございます。

[@Yukari88]

江戸紫さま 早速「壺」を聴いて下さり、ありがとうございました🙇‍♀️😊歴史や時代小説にお詳しい江戸紫さまには、荒木又右衛門はあまりに有名な存在なのですね、流石でございますね😊私は一応調べてみて、なるほどと知った次第です😅

[@tarotosa3168]

剣の極意、鍬、土のワードから「くらのすけ るす」の作品が過りました。説く朗読に聴き入りました。概要欄の説明もﾁｬﾝﾈﾙ主の熱意を感じます。そして、音量は良い塩梅です。ありがとうございます。

[@Yukari88]

Taro Tosa様 いつも聴いてくださり、有り難うございます🙇😊 そして励ましのコメントとSuper Thanksのご支援にも、心より感謝申し上げます🌈 耳で聴く情報だけでお話の世界を感じる朗読は、途中で「ん？どういう意味だ？」となると、作品の内容を味わえなくなってしまうので、最低限の補足情報として概要欄を使っています。それなりに時間もかかっていますので、そちらも読んで下さり、本当に嬉しく思います😊 音量に関しては、聴く方の使用している機器や体調によっても違ってくるので、やむを得ない場合もありますが、なるべく多くの皆様にお楽しみ頂けるよう、これからも気を遣っていきたいと思っています。有難うございます🍀

[@user-gj7gz3rd7y]

剣豪が兵法家と云われる理由が分かりかけて居ます…　武蔵の五輪書しかり…　戦、剣法、兵法だけでは無い選択肢がある…荒木又右衛門にそう云わせる周五郎先生…いや感服致しました。 感動の朗読をありがとうございます❗ 感謝です…‼️

[@Yukari88]

こま様 いつも聴いてくださり、有り難うございます🙇😊 そうですね・・・私もこの作品で「武士」というものの心の本質を教えてもらったような気がいたします。 コメントを有り難うございました🙏

[@細美康子]

会話のところは声が大きいけど他の朗読のところが声が小さい聞きずらい。

[@Yukari88]

細美康子様 「壺」を聴いて下さり、ありがとうございました🙇‍♀️😊 細美様は聞きずらいと感じられたのですね。承知しました。他には何か、この朗読製作者に伝えたいことはございませんでしょうか。

[@28crystal63]

スマホの音量を上げると聴きやすくなりますよ。最大まで上げてもダメなら仕方がありませんね。

[@seijihonda-t2k]

ありがとうございます！

[@Yukari88]

本田誠治さま 嬉しいコメントに加え、ご支援まで頂き、誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます🙏😊