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身内に裏切られたり、仕事仲間に騙されたりして生きる力を失った男がたどり着いた宿屋にいた女中がしらのお滝。懐にしようとする宗吉にお滝は「その金を頼まれたところまで届けてきてください」と言う。行ったって無駄だと思いつつも、惚れた弱みで約束を破ることが出来ず、届けた先で知った五十両の蔭にあった人生の意味とは。
初出:「講談雑誌」博文館 1947(昭和22)年9月号
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◎主な登場人物
宗吉 (そうきち 二十六歳、旅の者)
お滝 (おたき 柏屋の女中頭)
藤巻源之丞(ふじまきげんのじょう 宗吉に五十両預けた侍)
藤巻中書(ふじまきちゅうしょ 膳所(ぜぜ)に住む源之丞の父)
(文中の表記、意味などについて)
富商(ふしょう) 富裕な商人
見つき(みつき) 見かけ、外観
両掛け(りょうがけ) 荷物をひもで結んで前と後ろに振り分け、
肩に担ぐ(小型の葛籠)
後夫(ごふ) のちぞいの夫
神文誓紙(しんもんせいし) 神仏に誓っても約束する旨を記した紙
小粒(こつぶ) 江戸で一分金(いちぶきん)のこと。
一両がおよそ75,000円で、その4分の1(20,000円弱程度)
切餅(きりもち)一分銀100枚(小判にして25両相当)を重ね
紙で包んだものの俗称
飴ん棒 (あめんぼう) 愚かな人、 間抜け、あまちゃん
ごまの蠅(ごまのはえ) 江戸時代、旅人の姿をして、
旅客の金品を盗み取った泥棒や詐欺師
巾着切(きんちゃっきり)人混みにまぎれて、またはすれ違う時に、
他人の巾着や懐中物などをすりとる者
斟酌(しんしゃく) 相手の事情や心情をくみとること
粗飯(そはん) 粗末な食事。人に食事を進める時に謙っていう語
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一 0:00
二 7:57
三 17:01
四 25:48
五 33:53
六 42:23
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