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小学館文庫・山本周五郎傑作選3「夜の辛夷」より朗読させていただきました。
初出・・・『講談雑誌』1948年(昭和23年)7月
★折箸蘭亭のペンネームで発表
十六店という長屋に住む浪人の松村信兵衛は、非常に面倒見がよく長屋の住人みんなから「先生」と慕われていた。ある時信兵衛は、妻に先立たれた若い浪人から赤子の世話を頼まれ、引き受けてしまう・・・。
【主な登場人物】
松村信兵衛・・・長屋に住む浪人。
重助・・・信兵衛の隣に住む老人。夜鷹そば屋。
おぶん・・・重助の孫娘。
沖石主殿・・・長屋に新しく入った赤ん坊連れの浪人。
鶴之助・・・主殿の息子。
又平・・・居酒屋「丸源」の主人。
なべ公・・・「丸源」の小僧。
虎・熊公・竹造・八・・・長屋の住人。
平七・・・長屋の差配。
定吉・・・酒屋「三河屋」の小僧。
折笠五郎左衛門・・・神伝流道場の道場主。
太田某・・・折笠道場の師範代。
【もくじ】
00:00 1.
14:32 2.
30:38 3.
45:46 4.
01:00:19 5.
山本 周五郎
(やまもと しゅうごろう、1903年6月22日 - 1967年2月14日)は、日本の小説家。
本名:清水 三十六(しみず さとむ)。山梨県生れ。
横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。
1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」など
庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説など大衆小説で知られ、特に晩年多くの傑作を書いて高く評価された。
ボイストレーナー・朗読家の あべよしみです。
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