六世中村歌右衛門「京鹿子娘道成寺」昭和53年 Utaemon Nakamura VI "Kyoukanoko Musume Dōjouji" 1978

昭和53年4月歌舞伎座夜の部公演
「京鹿子娘道成寺～道行より鐘入りまで」
00:01:30 幕開
00:04:37 道行
00:12:20 問答
00:21:05 花のほかには～乱拍子
00:26:58 鐘尽し
00:32:10 言わず語らぬ
00:33:25 引抜～廓尽し
00:38:58 合方
00:40:37 梅とさんさん
00:41:46 合方
00:42:37 所化の花傘踊
00:45:35 合方
00:47:15 恋の手習い
00:56:42 合方
00:58:28 山尽し
01:04:24 合方
01:06:59 ただ頼め
01:09:31 田植歌
01:11:41 鐘入り
----------
振付◆藤間勘十郎
白拍子花子◆中村歌右衛門
謹請坊◆實川延若
東方坊◆中村芝翫
青龍坊◆中村雀右衛門
清浄坊◆中村吉右衛門
西方坊◆片岡我當
市念坊◆中村松江(二世魁春)
似念坊◆市村𠮷五郎
産念坊◆中村東蔵
志念坊◆市川段四郎
呉念坊◆中村米吉(五世歌六)
録念坊◆中村光輝(三世又五郎)
質念坊◆中村児太郎(九世福助)
鉢念坊◆中村亀鶴
久念坊◆市川百々丸(十一世高麗蔵)
重念坊◆中村幸二(八世芝翫)
百念坊◆中村玉太郎(六世松江)
専念坊◆中村京右衛門
満念坊◆中村扇豊(初世寿治郎)
文珠坊◆松本幸太郎(三世高麗五郎)
不動坊◆澤村六郎
普文坊◆市川箱登羅
観信坊◆松本錦吾
珍念坊◆中村吉五郎
阿面坊◆中村鴈之丞
覚連坊◆片岡松之丞
後見◆中村福助(八世梅玉)/加賀屋歌江
浄瑠璃◆竹本雛太夫/豊沢和佐太夫/竹本綾太夫
三味線◆豊沢瑩緑/鶴沢政一郎/豊沢時若
長唄◆芳村五郎治/松島庄十郎ほか
三味線◆杵屋栄一/松島寿三郎ほか
鳴物◆田中伝左衛門/田中涼月/田中伝佐久ほか

[@ushigomepansubchannel3382]

ご覧いただきありがとうございます。 以下のプレイリストには歌舞伎などの映像をまとめてあります。 「日本の伝統芸能、歌舞伎、邦楽、舞踊など」 kzbin.info/aero/PLUOYl8OJ8u2QNuUYT5B7XOhpyFy65pc13 「伝統芸能の基礎知識/雑学/鑑賞入門等」 kzbin.info/aero/PLUOYl8OJ8u2RpOTQtgD7xM8CPB_agDFL7&si=Zq3kUgqp5Hm9_zwq こちらもぜひご覧ください。 . For more Traditional Japanese theatre videos on playlist, "Japanese traditional performing arts, Kabuki, Dance, Music and etc." kzbin.info/aero/PLUOYl8OJ8u2QNuUYT5B7XOhpyFy65pc13 "Introduction to appreciation, basic knowledge, and trivia about Japanese traditional performing arts" kzbin.info/aero/PLUOYl8OJ8u2RpOTQtgD7xM8CPB_agDFL7&si=Zq3kUgqp5Hm9_zwq

[@user-xi3lp2cn4n]

そうでしたね。 奇しくも昭和を代表する名女形野お一人7代目尾上梅幸丈も大成駒と同じ3月にお亡くなりになりましたね。時は平成7年3月24日。 まさに29年年前の今日でした。地下鉄サリン事件があった年でもありました。 因みに13代目片岡仁左衛門丈がお亡くなりになり今年で30年になりますね。

[@shimanoumi]

いやあ、やはり大成駒はいいですな。それに今と違い観客がやたらと拍手しないから、歌や曲もよく聴けて味わいがあります。余韻も違います。

[@wurry77]

全く同感、大成駒の円熟した芸ですね。

[@takaa-zv1jw]

六世歌右衛門のよさがよくわかる映像が残っていて嬉しいです。銀の美しさ、と三島が評しています。細くて繊細で暗さがある。玉三郎とは異質の個性ですよね。玉三郎はふっくらと優しい温かみのある美だし、歌右衛門の美は翳りのある美です。どちらもいいですね。

[@ushigomepansubchannel3382]

コメントありがとうございます。1976年の伊勢音頭で仲居万野を演じてるのもupしました。 kzbin.info/www/bejne/qXKXqpt8l5Kqr7csi=1tjnwdAs8MODzmIx これぞ”悪婆”って感じの、これもまた歌右衛門ならではの芝居のように思われます。併せてお楽しみください。

[@wurry77]

梅幸は楷書の美、四代目雀右衛門は行書の美、そして歌右衛門は草書の美だと思いました。

[@user-rs5hz1ui8t]

六世中村歌右衛門の芸は、本当に素晴らしいです。日本を代表する人間国宝の歌舞伎役者です。今回観られて感動しました。有難うございました。

[@user-dk5fl1yg1x]

丑

[@yasukoitou8657]

ナレーションも素晴らしい。「成駒屋」という呼び方も、「裏梅」の発音も。聞いたか坊主の顔ぶれ、人数まさに大歌舞伎。

[@sannbaba5775]

この世のものとは思えない美しい舞に涙しました。一気に見入りました。これが歌右衛門なんですね。玉三郎の美しさとは、全く異質の美に、心・震えました。還暦過ぎて、私も見えるものが違ってきたんでしょうかね。 素晴らしい映像のupありがとうございます。

[@ushigomepansubchannel3382]

コメントありがとうございます。今月31日の歌右衛門丈ご命日に向け、今週は中村歌右衛門特集といいますか、数本まとめて公開する予定です。どうぞご期待ください。

[@user-vx7vd7es9n]

ご投稿ありがとうございます。 歌舞伎座でも、録画でも何度も拝見した大好きな大成駒の道成寺に再会できて、感激しております。 1970年代いいですね。

[@ushigomepansubchannel3382]

コメントありがとうございます。母が録り溜めたビデオテープの山を整理を兼ねてwebに公開したいと数年前から思ってたのですが色々忙しく、最近になってようやく始められました。

[@mikumiku691]

素晴らしい、一気に拝見いたしました

[@user-vx7vd7es9n]

ビデオテープのまだ高価な時代でしたので、上書き録画してしまったり、処分・紛失してしまったりで、 こういうご投稿に感謝している人は多いと思います。 今後もよろしくお願いします。

[@ushigomepansubchannel3382]

これらを録画してた母もしみったれで、重ね録画やら三倍速やら、画質は悪いんですが残してくれただけでもありがたいです。

[@tazukofuruta3460]

女形の最高峰、歌右衛門さんの京鹿子娘道成寺を初めて観させていただきました。 やっぱり伝説の真女形でいらっしゃいますね。一つひとつの振りを心を込めて丁寧に踊っておられるのがよく分かりますし、首や肩、背中に至る上半身をこよなく使いながら、そして、この長丁場を常に深く腰を落とした状態で踊ることはホントに大変なことだと思います。自分自身に妥協を許さない厳しい方だったのですね！

[@ushigomepansubchannel3382]

六代目歌右衛門にはたしか片足に障害があって、姿勢に制限があるんだったと思います。

[@tazukofuruta3460]

@@ushigomepansubchannel3382さま さすがよくご存じですね！ 実は私も踊りをやっていた時期がありまして、師匠から歌右衛門さんの脚の長さが違うことを聞いておりました。この舞台でも時々バランスを崩されそうになるところがありますが、そこは芸のなせる技ですね。玉三郎さんも随分励みになったと思います。

[@user-xm7ys7pg4s]

本当に素晴らしいです！ ありがとうございます😊

[@ushigomepansubchannel3382]

コメントありがとうございます！

[@agrebennikov]

Unsurpassed! Greatest master!

[@nicolasokolov1797]

歌舞伎のпоклонник?

[@BeautyMirror01]

成駒屋型の道成寺は歌右衛門が作り上げたもの、手数の多さと手先の美しさ、江戸時代にはない感情表現を取り入れたことでとても現代的。残してほしいです。

[@Gershwinist94]

最近の菊之助とかと比べるとかなり装飾的で部分が肥大化してタップリとした印象 まさに大時代な道成寺 現児太郎の道成寺も早くみたい

[@stanleygagner]

I had previously seen a recording of Bando Tamasaburo's performing this dance, and it's fascinating to see the different qualities that each onnagata expresses through their interpretation. In Tamasaburo's version Hanako feels more melancholy and has a subtle and elegant sadness, while Utaemon exudes wickedness and evil. You see it in their motions and relationship to the music: Tamasaburo moves more smoothly, his poses are more balanced, and the accompanying music feels like it has a more even rhythm, while Utaemon has more tension in his movement and they experiment more with the rhythm of the music. They even look different! Tamasaburo has a much rounder and softer face, while Utaemon has more sharpness, accentuated by the high arches of his eyebrows and the deep widow's peak of the wig.

[@ushigomepansubchannel3382]

Thank you for your comment. >the accompanying music feels like it has a more even rhythm, The lead singer of this performance, "Gorouji Yoshimura", was born in 1901. Musicians of his generation were Louis Armstrong (1901),Son House(1902),and etc. The musicians who accompany Tamasaburo are from the generation of Goroji's children and grandchildren. What would happen if the children and grandchildren of Satchmo or Son House imitated their playing? Such problems are occurring in Kabuki today. >while Utaemon exudes wickedness and evil. Kabuki in the Edo period (19th century) was entertainment filled with eroticism, grotesquery, and violence. In the latter half of the 19th century, Japan's political system changed significantly (Meiji Restoration). The current mainstream group is the actors who elevated and modernized Kabuki to suit the new era. There are almost no factions left that are the same as they were in the Edo period (Example: Sojuro Sawamura). Utaemon's father, Utaemon V, belonged to a faction that aimed to elevate Kabuki, and Utaemon VI was the same. His Kabuki was said to have both the 20th century style and the 19th century Edo period. This weekend, I plan to release a video recording of his father, Utaemon V. (It's a very short.) If you watch the footage, you may be able to see how Kabuki changed from the 19th century to the 20th century.

[@stanleygagner]

@@ushigomepansubchannel3382 Thank you for the reply! This information is really interesting, especially since I am still so ignorant about Kabuki.

[@ushigomepansubchannel3382]

@@stanleygagner I learned that Goroji Yoshimura and Louis Armstrong were born in the same year when I wrote my previous reply. I was surprised .

[@shirokumakogyo]

Tamasaburo is indeed a master of melancholy--see his version of Sagimusume (the Heron Maiden), which is somewhere on KZbin, just brilliant. (I saw it live in Tokyo 20 years ago...) I was privileged to attend a Kabuki rehearsal in Kyoto back when I was a student there around 1980--with Utaemon-san himself directing the choreography. He was a remarkable artist. One thing many don't know about him is that he normally walked with a fairly pronounced limp, a trait which seemed to disappear almost completely once he was on stage (I don't recall the origins of that limp...). Around 1982, after I'd returned to Hawaii and was working in a Waikiki department store, he actually came by to do some shopping, and I was brave (or bold) enough to ask for his autograph.

[@ushigomepansubchannel3382]

@@shirokumakogyo Hello! Have you met Kurouemon Onoe? I'll probably release a video of Kurouemon next week.

[@wurry77]

これが見れるとは・・ただただ感激です。 まだ多賀之丞がぎりぎり生きていたころだよな。すごすぎ。 聞いたか坊主がごちそうになってますが、何かの特別公演？

[@ushigomepansubchannel3382]

コメントありがとうございます。この公演は歌舞伎座 1978年04月で一応「中村芦鴈改め三代目市川箱登羅襲名披露、中村歌右衛門相勤申候」となってます。三世箱登羅、この舞台でのお役は普文坊。Wikipediaによると「学士俳優から二代目中村鴈治郎の門下、1924-2010 。1988年に引退・廃業」との事。

[@wurry77]

@@ushigomepansubchannel3382 ありがとうございます。もしかするとこれらの映像は、作った側もテープ上書きで消去してこの世に存在していないものとされてしまってるものがあるかもしれません。しかるべきところに相談して映像保存してもらった方がいいかもしれません。それくらい貴重だと思います。

[@ushigomepansubchannel3382]

1970年代前半の人形劇「新八犬伝」とか、小椋佳が主題歌を担当したアニメ「マルコポーロの冒険」とかが消去されたか紛失したかなんですよね。歌舞伎はさすがにそんな扱いではないと思います。

[@user-xi3lp2cn4n]

早くも、大成駒が亡くなり令和6年3月31日で24年になりますね。 お亡くなりになったその日は、満開の桜に雪が降り、最後に月が出るとまさに劇的な日でした。この道成寺の背景のような満開のさくらを見ると思いだします。

[@ushigomepansubchannel3382]

ご命日に向け来週は歌右衛門丈のを数本公開予定です。ご期待ください。今月24日は梅幸さんの命日なので、今週はそちらを三本出したのでした。

[@kpo1870]

祇園守にもいろいろヴァリエーションがあるようだが、歌右衛門家のは「丸に筒守」という型かな。同じ成駒屋でも鴈治郎家のは「イ菱」でまったく違う。

[@nicolasokolov1797]

Непревозвышенный Нарикомайя (Утаэмон Н.) вызывает всё те же воспрминания с молодости нашей... старых и, всегда, молодых АКТЁРОВ.

[@ushigomepansubchannel3382]

Спасибо за ваш комментарий. В 1910-е годы японский театр находился под сильным влиянием России. Это также повлияло на Кабуки. И с точки зрения имперского натуралистического искусства, и с точки зрения коммунистической идеологии.

[@ushigomepansubchannel3382]

На этом канале также публикуется Владимир Высоцкий (с японским переводом). kzbin.info/www/bejne/fnTYpHyMhtmKjKc