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2019年5月26日 東京六大学野球春季リーグ戦 VS法政大学2回戦
開幕初戦、無残にもR大に敗れ去った時、一体誰がこの結末を予想し得ただろうか。今季も明治はV逸、「No Victoryでフィニッシュです」の悪夢が脳裏をよぎったその時、奇跡的大逆転劇の幕が開く。屈辱の敗戦後、明治怒涛の連戦連勝、その圧倒的な強さの前に、獰猛な虎・明治以外の五大学が猫となって明治にひれ伏す。そしてこの日、無類の六大学野球好き・明大信者たちが聖地・神宮に蟻のように群がる中、事実、明治大学野球部は令和最初の春季リーグ戦、優勝の栄冠を鷲掴みにする。
優勝が掛かったこの試合、対法政2回戦。それは血の明法戦史上おそらく最も苛烈な総力戦デスマッチ。明治は7点ビハインド絶対絶命の窮地から大逆転。終わってみれば計ったような8対7のルーズヴェルト・ゲーム、六大学野球史に残る名勝負であった。
明治優勝の陰に援団あり。とんこつスープのように脂っこくギラつく、燃える血潮の男たちが集う応援指導班。その金銀財宝にも匹敵する美貌と煌めきは人呼んで"踊る百億円"、キラ星のごとき美女たちが華麗に舞い踊るチア軍団・JESTERS。そしてステージ上の彼らを音で支える縁の下の力持ち、聴く者すべてがメロメロになる魅惑の伝道師たち・吹奏楽団。優勝の裏側には、身を呈して野球部と共に戦う明治大学応援団の姿があった。
ではその一部始終を見よ!!!
(ナレーション by 石○英○)