Рет қаралды 105,936
高田牧之助は文武に通じ、藩主頼信からの信頼もあつい侍だった。が、最近では人が変わったように鈍重になっている。
頼信は豊家の侍たちを高禄でかかえ、旧家臣と新参との間で軋轢が起こっていた。牧之助は、新参の半九郎ともめた下り、土下座をしてあやまったことで、紛糾をまきおこしてしまう。
豹といわれた牧之助に、いったい何が起こったのか。果たして、牧之助の真意とは?
1940年(昭和15年)12月『講談雑誌』に寄稿された、山本周五郎、若き日の好短編。
■登場人物
高田牧之助……文武両道の侍で、怒ると「豹」になるといわれた男だが、最近は人が変わったと噂されている。
長瀬吉右衛門……藩の中老
佐和……牧之助の許嫁。吉右衛門の娘。
長瀬吉之丞……佐和の兄で、牧之助の親友
大崎半九郎……藩の新参で、二十人力といわれる勇猛な侍。鬼九郎
大崎玄蕃……半九郎の叔父。歴戦の勇士で、福島正則の元家来。
村上彦右衛門……福島家家臣。主家改易につき、大崎、真鍋とともに、に仕える。
真鍋五郎右衛門……同上
辺木五郎兵衛……藩の若侍たちの異見をまとめようとする。
■用語集
怒号……大声で怒鳴ること
下郎……人に召し使われている身分の低い男。
庭上……テイジョウ・庭先
粗忽……軽はずみなこと。そそっかしいこと。そそう。
諸士……多くの侍
喪家……ソウカ・不幸のあった家。喪中の家
擡頭……タイトウ・勢いを増してくること。頭をもたげること
好悪……好き嫌い
衆望……大勢から寄せられる期待と信頼
恩命……オンメイ・情けあるご命令
不惜身命……仏教の用語。死をもいとわない決意
過当……適当な程度を越えていること
埋草……マイソウ・ウメクサ・城を攻めるとき、敵の城の溝堀を埋めるための草
安居……気楽にのんびり暮らすこと
率然……だしぬけ。突然
馳駆……馬を走らせること。走り回ること。あれこれと力を尽くすこと。奔走
■この動画の目次
0:00 一
5:51 二
11:40 三
17:39 四
22:44 五
29:25 六
35:34 七
#AudioTube
#山本周五郎 #短編 #朗読 #小説
-------------------------
チャンネル登録はこちらです
■ / @音本
サブチャンネルはこちらです
■ / @otobon-mystery
山本周五郎の長編はこちらです
■ • 山本周五郎の感動長編 【虚空遍歴 朗読まとめ...
半七捕物帳はこちらです
■ • 【朗読】半七捕物帳 合本版その一 連作短編一...
銭形平次捕物控はこちらです
■ • 銭形平次捕物控 金色の処女/野村胡堂作 【朗...
旗本退屈男はこちらです
■ • 連作短編劇場 旗本退屈男【第一話 旗本退屈...
七味春五郎はこちらです
■ • ① ねじまげ物語の冒険/七味春五郎著【朗読ま...
ーーーーー丸竹書房ホームページはこちらーーーーー
■marutakesyobou.com/
わたしの本です
■amzn.to/38g4RoI
■amzn.to/2vji2Xe
-------------------------
■画像をお借りしています。
pixabay.com/ja/
www.photo-ac.com/
■効果音、音楽をお借りしています。
soundeffect-lab.info/
www.hmix.net/
shw.in/sozai/japan.php
amachamusic.chagasi.com/
otologic.jp/
BGM:Copyright(C)Music Palette www.music-palette.com/
■青空文庫、山本周五郎作品他、著作権きれた文芸多数
www.aozora.gr.jp/