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岩屋毅外務大臣会見記録(要旨)
《令和7年1月7日(火) 17:14~17:52 於:本省会見室》
【主な項目】冒頭発言:新年の抱負
【質疑応答】
◯日本製鉄によるUSスチール買収
◯トルドー加首相の辞意表明、G7の結束
◯核兵器廃絶に向けた取組
◯在日米軍の綱紀粛正
◯シリア情勢
◯日韓関係(韓国情勢、大臣訪韓)
◯日中関係
◯サイバー戦争における先制攻撃
◯日韓関係(日韓国交正常化60周年)
◯対ウクライナ支援
◯日韓関係(日韓国交正常化60周年)
◯ブリンケン米国務長官の訪日
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◯冒頭発言:新年の抱負
【岩屋外務大臣】まず、謹んで新年のお慶びを申し上げたいと思います。昨年も大変お世話になりました。本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
令和7年、最初の記者会見でございますので、私(岩屋大臣)から、抱負を、冒頭申し述べさせていただきたいと思います。
本年の干支は、乙巳(きのとみ)でございます。困難があっても、紆余曲折を経て前に進んでいく、努力によって物事を安定させていく、そういう意味があるそうでございます。今年も、国際情勢の激動が予想されますが、だからこそ、「対話と協調の外交」によって、世界を分断から協調に導き、我が国と地域の平和を守り抜いていく、その決意で外交を進めてまいりたいと思います。
先刻、米国のブリンケン米国務長官と会談を行いました。ブリンケン長官との間で、地域情勢や安全保障、経済、同志国連携といった幅広い分野にわたりまして意見交換を行い、かつてなく強固になった日米関係を、今後とも維持・強化していくことの重要性を確認したところでございます。
ブリンケン米国務長官の、この4年間に及ぶ日米同盟強化のための御尽力、あるいは、国際情勢に対する果断な対応に対して、心から敬意を表したいと、感謝申し上げたいと思います。
今月には、米国で第二期トランプ政権が発足いたします。トランプ次期政権との間でも、率直に議論を行いまして、強固な信頼関係・協力関係を構築していきたいと考えております。日米同盟は、我が国の外交・安全保障政策の基軸でございます。これを、更なる高みに引き上げていく努力を行っていきたいと考えております。
そして、ウクライナでは、ロシアによる侵略が継続しております。昨日の北朝鮮による弾道ミサイル発射を含めまして、我が国を取り巻く安全保障環境も一層厳しさを増しております。日米同盟を基軸に、同盟国・同志国との連携を進め、「自由で開かれたインド太平洋」のビジョンの下に、「法の支配」に基づく国際秩序の堅持に向けて、あるいは再構築に向けて、しっかりと役割を果たしていきたいと思います。
また、本年は、国連が創設80周年を迎えます。国際社会の分断を防ぎ、協調を促していくために、「グローバル・サウス」との連携も、引き続き、重視してまいります。本年8月に、横浜で開催予定の第9回アフリカ開発会議(TICAD9)など、様々な機会を通じまして、きめ細かな対話を進めてまいりたいと思います。
私(岩屋大臣)は、今年の書き初めで、「雲外蒼天」という言葉を書かせていただきました。雲の外には、蒼い空が広がっている。困難を乗り越えた先には、明るい未来が待っている。このことを固く信じて、本年1年、外交に取り組んでまいりたいと思います。皆様の一層のご指導ご鞭撻を、よろしくお願い申し上げます。
冒頭、私(岩屋大臣)からは以上です。
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(続きの文字情報は、www.mofa.go.jp... をご確認ください。文字情報として全文記載しています。)
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