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数年前の夕方、夜景を見るために車で神戸の山道を登っていた時、眼の前を走るライダーがすれ違うライダーに手を上げて挨拶をしていたのです。
最初は知り合いが多い人かと思ってたのですが流石に人数が多すぎるのでこれはバイク乗りの挨拶なのだと気づきました。
一人で登っていたそのライダーは頂上に着いたあと色んな人と喋っていたのです。バイクっていうのは仲間ができるのか...なんて楽しそうなんだ...それに比べて自分は...と助手席を見ると、風邪気味の僕を無理やり連れ出した挙げ句出発早々から大口を開けて寝ている女性が目に映りました。到着したよと優しく起こすと開口一番「喉乾いた」と抜かしやがったのです。
こいつと別れてバイクに乗ろう。そして仲間に入れてもらおうと決意した瞬間でした。
時は経ち現在。
バイクに乗り、誰にも挨拶できず、バイクで来たカップルを横目にコソコソと一人で写真を撮る自分がいます。
こ ん な は ず じ ゃ な か っ た
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