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東北電力の女川原子力発電所2号機の重大事故を想定した避難訓練が宮城県内7つの市と町で行われ、住民約200人が参加しました。
訓練は2号機の再稼働後、初めてです。
訓練は宮城県内で最大震度6強の地震が発生し、津波被害を受けた女川原発2号機から放射性物質が放出されたという想定で行われ、住民約200人が参加しました。
美里町の体育館では、女川原発から30キロメートル圏内の住民45人が乗用車やバスで避難しました。
担当者が車両に放射性物質が付着していないか確認し、基準を超えた想定の車両では簡易的な除去を行い、基準値を下回ったことを確認したうえで別の避難所に移動しました。
また、栗原市の体育館では女川原発に近く、孤立した住民32人がヘリコプターやバスなどを乗り換えて避難しました。
受付で県が導入した避難支援アプリを使い、避難の流れを確認しました。
東北電力は、去年、約14年ぶりに女川原発2号機の営業運転を再開しました。
住民が参加する訓練は1年ぶりで、2号機の再稼働後、初めての訓練となりました。
出島から出島大橋を渡り車で避難した人
「出島大橋ができたのは、避難に関しては有効な手段、方法だと思っているので、そこをもっとうまく活用できるようにもっと(島民と)話をしていきたいなとは思っています」
女川町から車とバスで避難した人
「東日本大震災のとき、どういう道路の状態だったのか。実際に起きた時のシミュレーションを作りながら、避難訓練をしてほしい」
県原子力安全対策課 長谷部洋課長
「防災計画については完璧な終わりがないものという認識しておりますので、常により効果的な避難計画を検証していきたいと考えております」