女性警察署長が誕生　結婚、出産、２人の子育て…「仕事も家庭も周囲に支えられ…」広島県警で史上２人目 (2023/03/06

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Жыл бұрын

広島県警に６年ぶり２人目となる女性警察署長が誕生です。仕事と家庭を両立させながら、歩んできた女性警察官の思いに迫りました。
（おはようございます！）
さわやかなあいさつをしながら海田警察署に６日、着任したのは、沖中玲子署長です。
沖中署長は、呉市出身の５７歳。１９８６年に広島県警に入ると、これまで刑事部、総務部などを中心に歩み、広報課長を経て、初めての署長就任となりました。
県内の警察署に女性署長が就任するのは、２０１７年以来、２人目です。
【海田署・沖中玲子署長】
「地域住民の方は、皆さんのことを頼って警察に申し出たり、相談に来たりしている。どのようにすればその人のためになるのか、しっかりと考えて仕事をしていきたい」
広島県警に勤務する警察官はおよそ５０００人。このうち、女性警察官は１割のおよそ５００人にとどまっています。
その中でも、民間企業の管理職にあたる警部以上の女性警察官はわずか２０人と、年々、増えてはいるものの、圧倒的に少ないのが現状です。
沖中署長もプライベートでは２４歳の時に結婚し、２人の子どもを育ててきました。
【海田署・沖中玲子署長】
「私が出産・育児をした時代は、今のようにきっちりと制度が整っていた時ではなかったので、家族・旦那・子供に非常に協力を仰いで、何とかやってこれたのが本当のところ」
警察官としてキャリアアップを目指す後輩の女性警察官にもエールを送ります。
【海田署・沖中玲子署長】
「それぞれの階級で、それぞれの立場で、見え方が違ってくるので、（女性警察官にも）今やっている仕事も頑張ってほしいが、上の階級や上の仕事を目指すこともやってもらえれば」
沖中署長の就任をうけ一緒に働く署員は…
【署員は】
「（以前同じ警察署で勤務していた際に）警察のトップランナーとして、仕事ぶりはとてもすばらしいものでした」
「非常に優しい印象を受けたので、いろいろ話をしてみたい」
【海田署・沖中玲子署長】
「男性・女性を問わず、今は家庭や仕事の両立を難しいというより、やっていかなければならないと思っている。警察官を目指す方も、今警察官になっている方も、頑張っていただきたい」
仕事も家庭も周囲に支えられ、ここまで歩んできました。
これからは、署のトップとして周りの署員たちを支えていきます。＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
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