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高知県四万十市のデザイン会社役員、上岡貞夫さん(73)が、5年7カ月かけて旧国鉄時代の蒸気機関車「C62」の模型を完成させた。子どものころから手先が器用で、運転室や車輪、ボイラーなど細部まで精巧に再現した。国内最大と言われた通称シロクニ(C62)の模型は、実物の約12分の1、全長1・8メートル、重量は約130キロ。黒い車体は真鍮製で、燃料の石炭を燃やし、蒸気圧の力でピストンを動かす仕組みは実物とまったく同じ。煙を上げ、子供なら30人を乗せて走るという。地元では「四万十のエジソン」と呼ばれる上岡さんは「膨大な設計図を見ながら、100回は失敗してやり直した。蒸気機関車(SL)の王様をやっと完成できて本当にうれしい」と笑顔で話す。