ぬいぐるみ版壷坂霊験記「光への祈り」壺阪 お里と沢市

壺阪　お里と沢市「光への祈り」
高取町　壷阪寺にまつわるお話を、オリジナルぬいぐるみ絵本と音楽朗読劇で、パフォーマンスグループ「五蓮座」が公演しています。
奈良県高市郡高取町にある壷阪寺は、平安時代から目の病気を治してもらおうと、たくさんの人々が訪れています。江戸時代に、壷阪寺のふもとに住んでいた沢市という盲人と妻、里の夫婦愛をテーマにした人形浄瑠璃「壷坂霊験記」によって、壷阪寺の名は世に広まり、眼病封じのお寺とも呼ばれています。
壷阪寺住職からのご依頼で、この「壷坂霊験記」を生演奏と朗読劇で現代によみがえらせたのが、本作品です。製作方法はまず、ぬいぐるみにポーズを撮らせて撮影。ミニチュア建具や、実際の奈良の四季折々の美しい景色と合成することで、5年の歳月をかけて、グラフィック絵本を完成させました。
2023年1月15日に、このぬいぐるみ絵本の音楽朗読劇を「五蓮座」が初公演しました。その舞台の作り方は斬新で、プロジェクターでスクリーンに絵本を映し出し、役者による読み語りに合わせて、音楽隊がピアノ、篠笛、三味線、太鼓などの楽器を使って効果音を作り出し即興生演奏、観客を物語の世界へ誘います。
五蓮座はどこへでも出張いたします。ぜひ、この公演をさせていただけるところがありましたら、お声がけください。
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