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Live Forever By Oasis
Released In 1994
Written By Noel Gallagher
Image by Axle
From www.pixiv.net/...
●歌と訳について
少し前にKZbinのコメントでリクエストをもらった、Oasisの「Live Forever」を和訳(私訳)しました。
この曲には、当時のNirvanaに代表されるグランジ(陰鬱で自虐的な世界観が特徴のロック)へのレスポンスとしての思いが込められているのだとノエルが語っています。
自分がOasisの詞を解釈する時、ノエルがインタビューなどで語っていることはほとんど無視していると「Wonderwall」を訳した時に書きましたが、この曲に関しては参考にしています。
自分が嫌い、死にたい、そういったことを歌っていたグランジへのアンチテーゼとしての「Live Forever」ということだと思います。
なお、それと同時にペギー(ギャラガー兄弟の母親)を称える歌とも言われているようですが、今回は特にそれを意識した訳にはしていません。
そういうことで、歌のテーマは捉えやすかったのですが、自分の描いたストーリーを程良い私訳に落とし込むのはやや難しく、結果として大胆に私訳することになった箇所が多くあります。
We See Things They'll Never See
死にたい奴らにこの気持ちは分からない
と、
Gonna Live Forever
Gonna Live Forever
死にたいと歌う奴がいる
それなら俺は生きてやる
という訳は、前述のグランジへのアンチテーゼを表現しました。
前者の「They」は、グランジを歌う人やそれを好んで聞いている人と解釈し、「死にたい奴ら」としました。
自分の耳には、何も考えずに生きている一般大衆といった感じにも聞こえていますが、ストーリーの構成上、その訳は盛り込めませんでした。
言わずもがな、人はいつか死んでしまいます。そのため、永遠に生きることは不可能ですが、そういった気持ちを抱いて生きることはできます。
そして、この世に何かを残すこと、死んでも誰かの心に残り続けることなどを「Live Forever」と言うなら、それは可能だと思います。
いわば、命の「Live Forever」は不可能ですが、魂の「Live Forever」は可能と言えると思います。
そういった思いを「この世に生きた足跡を残すんだ」、「このまま死ぬわけにはいかないんだ(このまま死んだら何も残らない)」、「それが生きるってことなんだ(命は有限であるもののそれを燃やすことで命の跡ができるならそれが魂の『Live Forever』になる」と表現しました。
全体的に、ある種自由訳に近い私訳となりましたが、自分の描いたストーリーを自分の言葉で表現するという点はやり切ることができたと思います。
●単語や慣用句の意味
①soak=(液体に)浸る、ずぶ濡れにする
②find out=(答えを)考え出す、見つけ出す、調べる