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”いつも御茶ノ水美術学院さんの動画を楽しく拝聴させていただいております。
私は京都大学で経済学を勉強・研究している者なのですが、高校・中学数学の教職課程も履修しております。また芸術論、特に美術史と絵画技法にも興味があってデッサンなども暇をみては日頃やってます。
前に大学で教職の進路指導に関する講義を聴いていたときにふと思ったことですが、美大・芸大を目指すような高校生への進路指導の在り方がうまくイメージできなかったことを思い出したので、そのことについて少し質問させていただけたらと思います。
進路指導はあくまで生徒の希望・要望に沿って日々の勉強や将来の仕事について教師が助言していくものでしょうが、美大や芸大を出た人々の仕事について私の中では理解が不十分な点があります。特に日本画・洋画といったファインアート系の人々の仕事についての理解が不十分だと感じています。
例えば東京芸大が公表している学部・大学院の卒業生・修了生の進路に関するここ数年のデータを見ても、日本画・油画・彫刻などの方々の進路には「未定・他」が(一般的な理系・文系の大学に比べて)非常に多く、特に油画・彫刻は殆どの年で卒業生・修了生の半分以上が「未定・他」であることが気になっています。
こうした「未定・他」の方々の多くは、個人または団体で作家活動をしているというのは分かるのですが、そういった作家活動を専業にして、果たして生活していく程度の収入は得られているのか疑問があります。
バブル期などは個展で積極的に絵を買ってくれるなどパトロンになる人も多く、ファイン系のアーティストにも結構な収入を得る人々がいたという話は聞いたことがありますが、今の時代はそうもいかないのが実情ではないでしょうか。
もし専業で作家を続けていくのが非常に厳しいならば、芸大、特にファイン系を目指すような生徒に対して、将来の職業については厳しい言葉をかける進路指導をしなくてはいけないのだろうと考えています。
もちろん、純粋に専業作家として活躍する人以外、例えば美術教師や予備校講師、保存・修復やデザインなどの美術系の仕事に携わりながら副業的に作家をしている人もいるでしょうし、そもそも美術とは殆ど関係のない仕事をしながら作家活動をしている人もいるでしょうが、いずれにせよ作家活動を続けるのは画材などの費用や制作時間を考えると、職種によっては無理とまでは言わないまでも制限が多いと予想できます。
このように芸大を出た人で作家活動を継続している人たちの実態について、言及できる範囲で結構ですので、何か情報をいただければと思います。”
この後の追記の質問は、 • OCHABI_質問104_2「作家になるため...
#卒業 #就職 #芸大 #進路
御茶の水美術学院講師がKZbinコメント欄に頂いた質問にお答えしています。
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