#奥の細道

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歴史短編チャンネル

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Күн бұрын

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@竜涎香-g9o
@竜涎香-g9o 2 ай бұрын
「閑かさや」の句で鳴いていた蝉について、昭和に入って斎藤茂吉と小宮豊隆が論争しています。 茂吉が「改造」誌上で「アブラゼミ」だとしたのに対して、異論が出て、面白がった岩波書店の岩波茂雄が文人を集めて議論させたところ、小宮が「芭蕉が訪れた日付から考えればニイニイゼミだ」と主張しました。 茂吉は譲らず、わざわざその季節に出かけたり、地元の人に尋ねたりした結果、自説を取り下げざるを得なくなりました。 しかし 「降るような蝉時雨の中で静寂を感じるという近代の感性を芭蕉が持っていると思った自分の誤りだ」 と「芭蕉が悪い」と言わんばかりの負け惜しみでした。 たしかに 「五月雨を集めてはやし最上川」 より、 茂吉の 「最上川逆白波の立つまでに 吹雪く夕べとなりにけるかも」 の方が優れていますが、旅人とそこを故郷とする人の季節違いの句と歌をひとつだけ比べてもとは思います。 「古池や」には Free care cow was to become Ms. Note という英訳があります。 もちろんジョークですが。 「奥の細道」最後の地大垣は豊臣家に因縁が深い土地です。 柴田勝家との対陣から脱け出し、織田信孝を討つため大垣城に入っていた秀吉は 佐久間玄蕃が動いたという報を受けて中国大返しを上回るスピードで賤ヶ岳へとって返し、柴田を破り天下を定めます。 関ヶ原前夜、石田三成ら西軍諸将は大垣城に居ましたが、家康がこの城を無視して大坂に向かうとの報を得て、急遽城を出て夜のうちに関ヶ原で待ち伏せましたが、敗れ去りました。 すなわち、大垣に発した豊臣政権は大垣に潰えたのです。 天守は国宝でしたが、空襲で焼け、現在はコンクリート復興です。 なお、郡上八幡城の天守はここのコピーです。 「佐渡によこたふ」は「よことう」と読んだ方が良いと思います。 日光で詠んだ 「あらたふと青葉若葉の日の光」 と同じです。
@竜涎香-g9o
@竜涎香-g9o 2 ай бұрын
「日本永代蔵」は明治の「西洋立志篇」と同じ趣向ですね。 商業と工業の違いはありますが。 勤勉節約を尊ぶのは我が国の風です。 同時期に弥治さん喜多さんを主人公に「西洋道中膝栗毛」も書かれ滑稽なことが好きなのも変わりません。 西鶴の頃「矢数俳諧」が盛んでした。 一昼夜で8000本を通した三十三間堂の通し矢に因んで、一昼夜にいくつの俳諧を作れるか競うもので、西鶴が2万3500もの俳諧を作ったことで、「こんなもの破れるものではない」と廃れていきました。 以後動画にあるように、推敲を重ねる芭蕉風の俳句となっていきました。 なお、遠し矢については、平田弘史さんに「弓道士魂」ていう傑作があります。 「青頭巾」は水木しげるさんに同名の短編があります。 青頭巾の祟りに怯える村を高僧(絵柄はネズミ男です)が訪ね、青頭巾を見事に成仏させ村人に頼まれその寺の住持になるが…。 という話で最後の一コマで驚かせてくれます。 「吉備津の釜」の「釜鳴り神事」の釜は現在も吉備津神社にあり、まことに我が国は歴史の古りた国です。
@3-hy8dy
@3-hy8dy 2 ай бұрын
詳しくコメントいただき、ありがとうございます。毎日楽しみにしています。引き続きよろしくお願いいたします🙇
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