３．オペラ座の怪人

一部　最後の曲は、アンドリュー・ロイド・ウェーバー作曲の「オペラ座の怪人」です。
原作は、1910年フランスの小説家ガストン＝ルルーが書いた怪奇小説です。パリっ子のルルーは、オペラ・ガルニエの地下に眠っている貯水湖からインスピレーションを得て執筆しました。
その後、幾度か映画化や舞台化されていますが、1986年「ミュージカルの神様」とも評されるイギリスの作曲家アンドリュー・ロイド＝ウェーバーがラブストーリーの要素を加え、ミュージカルとして作曲し、ロンドンで初演されました。
物語は、パリオペラ座の地下に棲む”怪人”が、若手ソプラノ歌手クリスティーヌを愛し、苦しみと憎しみのために起こす、狂気に満ちた事件の数々と、華やかなオペラの世界との構成で進んでいきます。
この曲では、「イングリッシュホルン」という楽器が使われています。
他にもオークションの落札シーンを打楽器で表現していますので、どうぞお聞き下さい。
今回はストーリーに沿った曲構成に映像を加えてお届けします。
ベリーズによるオペラ座の怪人の世界をお楽しみ下さい。