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本作のジャスミンは自立した心と強い好奇心を持った、より一層、芯の強い美しい女性として描かれた。そんなジャスミンを演じたのは、歌唱力も演技力も抜群なナオミ・スコット。巨匠アラン・メンケンによって新たに手掛けられた「スピーチレス~心の声」は、ジャスミンの様々な心の葛藤を鮮明に映し出した楽曲として多くの人心を掴んだ。本曲の作詞を担当したベンジ・パセックは、「ナオミ・スコットが歌ってくれるなら、壮大でパワフルな曲にできると思った。役者としても歌手としても、十分な力量があるからね」と、スコットの実力に太鼓判を押す。
作曲を担当したアラン・メンケンに、撮影現場で歌い方を指南してもらったと嬉しそうに語るスコットは、「スピーチレス~心の声」がワンカットで撮影されたことを明かす。続けて「ジャスミンの動きをカメラが追うの、ノンストップでね。途中で止められない、動きながらの撮影よ」と、言うように、カメラがスコットの周りをぐるりと回ったり、先導するように動く撮影風景を見ることができる。こうしてワンカットで撮影されたからこそ、あのダイナミックで力強いシーンが完成されたのだ。
映像の中では、スコットが撮影現場で生歌を披露している貴重な姿も見ることができるので、ぜひ注目してほしい。