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植木枝盛:民権自由数え歌 /土取利行(唄・演奏)
明治13年刊の「世益雑誌」に掲載された植木枝盛の自由民権歌。
作者の植木枝盛(うえきえもり)<1857年〜1892年、安政4〜明治25年>は土佐出身の政治家・思想家で、板垣退助と立志社を創設し、翌年愛国社を再興するなど、民権論者として活躍するも35 歳の若さで世を去る。『民権自由論』『天賦人権弁』などの著作の他、本歌の他にもいくつか歌を残している。なお歌の節は文久三年頃の『世の中こまりもの一つとせ節』慶応三年の『諸色一つとせぶし』など、江戸時代から唄われていた数え歌の節をもちいたようである。ちなみに唖蝉坊の『どこいとやせぬ節』もこの節の流れからきたものであろう。