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天王寺動物園で生まれたホッキョクグマの赤ちゃんが、2015年3月10日の朝から一般公開されました。赤ちゃんはメスで、ゴーゴ君(10歳)とバフィンさん(23歳)との間に誕生しました。この日の午前中、赤ちゃんは中段から上段で母親と元気に歩き回っていたのですが、母親についていくうちに、本来は水がたまるプール(水は入っていません)に落ちて(降りて)しまいました。動物園としてはそれを想定し、赤ちゃんが自力で上がれるように、あらかじめ木の枝をかさ高く敷き詰めていました。しかし想定外の事態が発生しました。母親のバフィンさんはその枝でベッドを作ろうとして上に持ってあがってしまったのです。そのため赤ちゃんが這い上がるための足場がなくなり、赤ちゃんは何度も何度も必死で上に這い上がろうとトライしましたが、どうしても上がることができませんでした。結局この日は上がることができず、このまま一番下で翌日まで親子で野宿(外泊)したそうです。翌日、動物園のスタッフは、まず足場としてその位置に土嚢を置き、赤ちゃんがそれを足場に這い上がって、親子がともに寝室に入ってから、しっかりとした足場の製作にとりかかったようです。以降、赤ちゃんはその足場で無事に上に上がれるようになりました。
その様子は「天王寺動物園スタッフブログ」に書かれていますのでぜひ訪問してみてください。
このビデオは一般公開の初日に撮影しました。
天王寺動物園スタッフブログ
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積み上げられた土嚢を足場にして上がる
ホッキョクグマの赤ちゃん今日は登れたのかな?
• ホッキョクグマの赤ちゃん今日は登れたのかな?
足場設置後初の朝イチの親子
• 足場設置後初の朝イチの親子
新しく設置した足場を使って赤ちゃんが登るところ
• 新しく設置した足場を使って赤ちゃんが登るところ〜
なおゴーゴ君は2015年3月2日、繁殖目的のために1年間、和歌山県のアドベンチャーワールドへ旅立ちました。