[Pencil Drawing Beginners 13 Open Book] You can definitely draw it!

[@凸レンズ-k5x]

はじめまして　動画大変参考になっています 京芸を目指して浪人中の者です ２つ質問があります！ ①京芸のデッサンでは指で擦ったりせずに全て線で描く人が多い印象なのですが、京芸含め関西の方々はこの「擦る」ということについてどのように考えているのか、また入試の採点において、擦ったことが原因で減点されることはあるのか、知りたいです。 模試などで京芸対策に詳しい予備校の方に質問したところ擦っても擦らなくても良い、とのことでしたが、たとえ擦ったとしてもどの程度まで許容されるのか、京芸含め関西のデッサンでの評価ではどのようなことに特に重きを置いて採点されているのか、もし何かご存知でしたら教えてほしいです。 ②京芸の描写の試験で使われることが多い紙は何という紙か分かりますか？ 去年受けた時はケント紙っぽい質感でわずかに凹凸があった感じだったのですが、色々調べてもそのような紙が見つからず困っています。 もし何かご存知でしたら教えてほしいです。 私は関西に住んでおらず、どちらかというと関東系の指導が主流の画塾に通っているので、関西系のデッサンについて情報が少ないため質問させて頂きました。よければ回答していただけると嬉しいです。よろしくお願いします！

[@YABU-kx1np]

こんにちは、いつもご視聴ありがとうございます。 YABUデッサン講座をご覧の方の中には初心者の方もおられると思いますから、初級編では画面を擦ると言うことについてはお話ししていませんが、中級編からはティッシュや指、擦筆も使っていきたいと考えています。 画面を擦ることに対する藪下の全くの私見 結論を言えば、「擦っても、擦らなくてもどちらでも良い」ということです。デッサンが表現の度合いを増せば増すほど表現方法は目的に合致したものを選択すべきです。作品としての鉛筆画になれば尚更です。 但し、初心者の間は、以下の点から擦らない方が良いと思います。 ・擦ることで彩度を落としたり、明度を滑らかにすることができますが、それらは鉛筆の操作でした方が鉛筆の扱い方に慣れると思います。一度擦って上手くいくと、何処もかしこも擦りたいという誘惑に駆られます。結果デッサン全体がぼやけたようなものになってしまいます。 ・デッサンでは、形の描写が重要項目の1つです。形は光とそれが当たる面の向きによる明暗の違いで描写しますが、それらを一つ一つ確認しながら、鉛筆で描いていく方が形に対する認識力は向上すると思います。 もっとも、考え方は人それぞれですが。 さて、ご質問の件ですが 私が京都芸大を受験したのは、もう何十年も前のことです。受験事情にも詳しくありませんから、そのつもりでお読みください。 １.「擦る」ということについて 関西でも教える先生によって教え方は様々やと思いますが、私が受験していた当時はあまり擦る事は奨励されませんでした。私の知人の娘さんも京都芸大に行きましたが、彼女が行っていた（13年前）画塾では、線で描いても、塗るように描いても、擦っても全部OKやと言っていました。そちらの予備校の先生もどちらでも良いとおっしゃっているのなら、あなたの納得できる描き方でデッサンすれば良いと思います。その他の事はちょっと分かりかねます。 ２.　画用紙について 画用紙についてもちょっと分かりませんが、彼女が画塾で使っていたのは、割と凹凸の少ない画用紙でした。私が受験した時もいきなりケント紙が出てきてツルツルで面食らったのを覚えています。あの大学は予想を裏切る試験問題や、用紙を使ったりすることがあると思いますから、どの紙でも描けるようにしておく方が無難かもしれません。 ちなみに、YABUデッサン講座の中で、りんごの課題は凸凹のある画用紙(M画用紙と言うのですかね)を使い、その他はあまり凹凸のない画用紙を使っています。紙の凸凹によって多少鉛筆の重ね方が変わるかもしれませし、凹凸のある画用紙では、影や弱い部分は擦ったほうが早く描けると思います。 お役に立ったかどうか分かりませんが、受験頑張ってください。 ファイト！！！

[@凸レンズ-k5x]

@@YABU-kx1np疑問に思っていた点が解消でき、大変参考になりました。 丁寧にご返信頂きありがとうございました！