当方アマチュアの末端の木端ミュージシャンですが、英語歌詞のオリジナル駄曲を作って歌っております。 発音の母音の問題、仰るように日本語歌詞、会話の単語の殆どが母音で終わっています。が、英語歌詞会話で母音で終わるのは圧倒的に少ない。動画内の例のように「さーーーー」若しくは「Saaaaaa〜」で終わる英単語ってどれぐらいありますか?et ならいっぱいありますけどaa じゃないですよね。まあこの場合は後述のrhymin’の場合は一緒にしたりしますけどねgangstaみたいな。でも日本語は死ぬほどあります。日本語発音し慣れちゃってる人はどうしても日本語訛りのEnglishになってしまう。しょうがないのだ。例えば古くてごめんなさい、I left my heart in San Francisco→I lefto my hearto〜みたいな感じになってませんか?子音で終わったことが殆どないからしょうがないのだ。 そしてもうひとつ重要なポイントが、オリジナル英語歌詞でございって書いた歌詞の押韻問題。ちゃんと数えたことはないけれど、95%ぐらいの英米英語歌詞が頭韻も入れて脚韻を踏んでいると思う。いや、どんなちゃっちい曲でもday〜way、you〜to、ぐらいの韻は踏んでいると思う。が、日本人が書いた英語歌詞は意外と韻を踏んでいない。どの曲だったか忘れたけれどアメリカ育ちのバイリンガル歌姫の書いた英語詞が殆ど押韻されていなかったこともある。要するによくできた英作文、ちゃんとした翻訳文のままなのだ。意味はちゃんと通るし深いことを言っていたりするけど、英作文翻訳文で終わっているものが多い。もちろんちゃんと押韻の部分まで考えて書かれているのもあるけどね。例えば古くてごめん、GodiegoのMonkey magic by奈良橋先生。 Born from an egg on a mountain top The punkiest monkey that ever popped 明らかにtopがあるからpopを行末に持ってきてます。これたぶんもし日本語文作ってから英訳していたらこうはならなかったしょう?こうなってるだけでいかにも英文歌詞っぽくなって行くんだと思いますけど。
少年ナイフはおもっくそカタカナ英語で海外で高評価でした。結局、英語圏でも国によって多少の訛りはありますし、第2言語として英語のスキルが高い国の人の歌も訛りや歌詞のテーマがその国独特で一聴してわかりにくい事もあるんじゃないかな〜。 アーティストは当然、英語で歌う事や発音が効果的かは気にした方が良いけどリスナーとしては深く考えずにその歌を楽しめればそれでいいと思います。歌詞なりメッセージが、聴いて欲しいターゲット層に刺さるかどうかの目的に沿っていればいいと思います(アメリカにおいてのボブ・ディランとか)。「何て歌ってるかわからないけど、何かカッコイイ!」という、例えばRage Against The Machineみたいな音楽を単なるエンタテインメントとしても消化できる我々日本人は幸せだなと感じます。