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「今じゃないだろ」
君の言葉に対して放った僕の声は弱々しく地面に落ちて、降りしきる雨と一緒にアスファルトに馴染んで見えなくなった。
君が何よりも僕を優先させてくれていた事も知っていた。
君が自分よりも僕を愛してくれていた事も知っていた。
僕が君をしっかり見れていなかった事も知っていた。
だからこそ、謝るのは僕で
許すかどうか決めるのは君で
僕が好きなのは君で
君に大切にして欲しいのも君だった。
だから、君がまた自分を下げて
自分を大切にせずに
放った言葉は
そのまま僕の胸に突き刺さった。
僕は君を愛すると誓ったんだ。
君の事なら一生大切にできると信じたんだ。
君がいなきゃ世界に意味が無いと気づいたんだ。
だったら、僕も、この足が震えてすくんで動かなくなるのは
「今じゃないだろ」
#ルームシェア
#板橋ハウス
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