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冬本番。温かい食べ物が恋しくなる季節となりました。そこで気になる、こんな疑問。熱々ホカホカのものを食べると鼻水が出てきたという経験はありませんか?一体なぜなのか、そして対策はあるのでしょうか?
北海道味噌をたっぷりと入れたスープを中華鍋で沸かし…そこにニンニク、ショウガ、ラードなど店特製の調味料を投入。
こだわりの麺と絡め合わせ、もやしにフライドポテト、ひき肉やフライドオニオンをトッピングすると、「北海道味噌らーめん」の完成です。
小崎純佳アナウンサー
「がつんとニンニクがきいた濃口の味噌スープが中太ちぢれ麺によく絡みます。そしていつ食べてもこの大量の湯気。体もぽかぽかになります」
米子市内にある「唐崎商店」は、味噌ラーメンの専門店。味わいの異なる北海道、信州、九州の3種類の味噌を使ったラーメンを味わうことができる人気店です。
唐崎商店 大畑一真 代表
「急に冷え込んだりした日は結構バタバタさせていただいています。アツアツで出すのはもちろんなんですけど、一杯一杯オーダー入ってから作るようにしていますので常に出来立てをご提供できるかと思います」
温かい食べ物が恋しくなるこの季節。ところで、こうしたラーメンや鍋料理など熱々の食べ物を食べると鼻水が出てきたという経験はありませんか?
客
「あります、よくありますね。ラーメンやおでんとか温かいものを食べるときですね」
客
「めちゃめちゃ熱いです。(Q熱々の食べ物を食べたとき鼻水出ることありますか?)あります。出るな。」
唐崎商店 大畑一真 代表
「鼻かみながら、みたいなお客様はたまに見ます。特に冬だとちょっと多いかなと思います。一応、全テーブルにティッシュは置いています」
その理由、体の、あるメカニズムが影響しているようです。
くにもと耳鼻咽喉科 國本泰臣 院長
「いくつか原因があると思うんですけども、一つは体が刺激から守ろうとする防御反応というのがあると思います。熱い空気がそのまま喉の奥の方に入ってしまうと刺激になりますので、鼻水をたくさん出して温度を下げて、喉に刺激にならないようにするっていうのが一つあります」
いわば生理現象。外から入ってきた熱い空気をなるべく体温に近い温度にするため、鼻水を出して調節しているのだといいます。
さらに…
くにもと耳鼻咽喉科 國本泰臣 院長
「もう一つは寒暖差アレルギーと言われているものの可能性です。鼻の粘膜には毛細血管という細い血管がたくさんありまして、血管が広がると鼻水が出たり鼻が詰まったり、血管が収縮すると鼻が通ったりっていう形になります。これを調節しているのは自律神経という神経なんですけども、寒暖差の刺激によって、この自律神経が影響されて血管が広がってしまうと鼻水や鼻づまりといった症状が出ることがあります」
「寒暖差アレルギー」。寒い屋外から急に暖かい部屋に入るときなど、急激な温度変化により自律神経が刺激されることで鼻水や鼻づまりの症状が出るといいます。
ちなみに、「寒暖差アレルギー」は厳密にはアレルギーではなく、「血管運動性鼻炎」という名前がついていますが、症状がアレルギー反応と似ているため、そう呼ばれているそうです。
では、何か対策はあるのでしょうか?
くにもと耳鼻咽喉科 國本泰臣 院長
「なるべく鼻の中の温度の変化が少ない方がいいですので、普段からマスクとかをしておくと鼻の中の温度っていうのが少しは下がりにくいのではないかなとは思います。あとは、温かい湯気とかがたくさん鼻に入っていくと、刺激も大きくなって(鼻水が)出やすいですので、少しずつ食べるとか、少し冷ましてから食べるっていうのが選択肢にはなるかと思うんですが、やはり熱々の食べ物は熱いうちに食べた方が美味しいかなと思いますので、なかなか難しいかなと思います」
【BSSニュース】
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【TBS NEWS DIG】
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