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2008年の金鯱賞の優勝馬はエイシンデピュティ号(のちに同年の宝塚記念を制覇)でしたが、2007年の金鯱賞優勝馬だったローゼンクロイツ号も金鯱賞連覇を目指して出走しました。
しかしながら残念ながら最後の直線ゴール手前で故障発生(1:07~)。多くの観衆の目の前で痛々しい様子でした。映像はレースからはじまり、故障発生、そして最後は馬運車に乗せられるまでの一部始終を撮影したものです。2年前、当初はレース映像までで、それから先の映像(故障発生~馬運車乗車)のアップロードは控えていました。しかし競馬には華やか部分がある一方でこうした悲劇もあるのも事実です。ショッキングな映像ですがあえてアップしました。
映像にもあるように2007年、2008年と騎乗した藤岡祐介騎手が故障して痛々しくもがいているローゼンクロイツ号をできる限りなだめ、またその場をやむなく、重い足取りで去っていくのが印象的でした。
結局ローゼンクロイツ号は予後不良とされ、安楽死処分となりました。
2005年菊花賞3着(1着はディープインパクト)、2007年の中京記念、金鯱賞を勝利し、「中京巧者」でもあったローゼンクロイツ号。とても残念でなりません。
2010年、「甥」にあたるローズキングダム号が菊花賞の有力馬として出走予定です。「ローズ一族」を代表して活躍を期待してます。 合掌