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子供たちがさまざまな職業を体験できる福岡市の「キッザニア福岡」に、全国で初めての施設が誕生しました。宇宙飛行士の仕事を体験できるパビリオンです。
◆宇宙飛行士のミッションに挑戦
RKB三浦良介「オープンから1か月、キッザニア福岡に新しいパビリオンが誕生しました。宇宙飛行士が体験できる宇宙訓練センターです」
30日にオープンした「宇宙訓練センター」。子供たちが、宇宙ステーションで船外活動をする宇宙飛行士と、地上の管制室から指示を出すフライトディレクタに分かれて、宇宙空間でカメラを交換するミッションに挑戦します。
「ステーションフクオカ EV1 COMMチェック」
「COMMチェック」
「取り付けられたら教えて下さい」「How copy?(わかりましたか?)」
「Copy(わかりました)」・・・
「カメラ交換は終わりました」
「カメラは映りました」
「ありがとうございます」
「ミッション成功です」(拍手)
◆「木星に行ってみたいです」
宇宙に関する仕事を体験できるパビリオンは、全国で初めてです。
体験した子供「宇宙のことを体験して、将来、宇宙飛行士になりたいと思いました」「命綱をつないだり外したりして、ちょっとドキドキしたけど、楽しかったです。もしできるなら木星に行ってみたいです」「宇宙は少しのミスでも大きな事故につながることがわかったから、細かいところに気をつけていきたいなと思いました」
◆JAXAが協力し「リアルな体験」
このパビリオンは、JAXA=宇宙航空研究開発機構の協力のもと、KDDIが出展しました。
KDDI宇宙事業・技術戦略 市村周一担当部長「どれも非常にリアルなものになっていまして、この大きな画面にはJAXAによる企画監修協力で、画像と映像の提供をいただいています。タブレットは遠隔作業を支援するためのコミュニケーションツールとして導入しておりまして、宇宙という舞台でひとつの大きなミッションを成し遂げる、そこにおけるコミュケーションとチームワークの大切さ、素晴らしさを体験してもらいたいと思います」
◆宇宙にも広がる子供の夢
実物の3分の2のサイズで再現された街並みで、子供たちがピザ職人やキャビンアテンダントなど、70種類の職業体験やアクティビティを楽しめるキッザニア福岡。国内で初めての宇宙の仕事も加わり、子供たちの将来の夢がますます広がります。