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夏の終わり頃からなんとなく姿を見せていた若カップル、お彼岸も近くなったというのに猛烈に湿っぽい熱風の曇り空の午後、なぜか今日はひよちゃん軍団ばかりが動き回るレストラン周囲にやってきて、やたらと様子を窺っておるわい。まずは旦那らしき奴が周囲の枝や地面をウロチョロ、意を決してレストランに来店し、ぶきっちょに喰らい始めていると、正面の紅葉の奥で彼女さんらしき姿がなにやらのぞき込んでいる。地面に降りたり、またレストラン正門紅葉に上がったりした挙げ句、やっと御入店なさりおった。でも、目の前の美味しい黄色いご飯を喰らうでもなく、直ぐに線路の方に去ってしまい、ひとり残された彼氏は暫くひとりで召し上がって、サルスベリの枝に戻っていったとさ。彼女さん、なにをそんなにレストランを怖がってるのかのぉ?台風の頃に周囲に溜まっていた猫にでもちょっかい出されて怖い目に遭ったのかのぅ。(2024年9月16日)