『ルックバック』アニメ映画化で増した居心地悪さ?藤本タツキ作品のズルい「構造」とは【ネタバレ感想】

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しの兄弟の深掘り感想ラジオ

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Күн бұрын

Пікірлер: 26
@どぐめい
@どぐめい 5 ай бұрын
周りは絶賛する人ばっかりな中、冷静に分析しながら批評されていて非情に興味深かったです。自分は映画見ていい映画だ!と思ったのですが、お二人の意見を聞いて確かにそうゆう節があったなと思いました
@hirutuki
@hirutuki 5 ай бұрын
ルックバックのちょっと気持ち悪いところ、なかなか語られないですよね。 ちょっと都合良過ぎるし、事件に対しての態度は傲慢なところがある作品だけど、それも全て作者が自分のためだけに描いたものを発表したからこそ感じる部分なのだと思いました。 そこもひっくるめて、この作品のこと好きだなと思います。
@セパ拓郎
@セパ拓郎 5 ай бұрын
ツイートとマシュマロ返答も拝読した 京本が象徴的に描かれている点と、原作より大分ウェットに描かれているという評価は同意できたけどそれ以外の感想があまり共感できなかった… マシュマロでは「藤野目線ではなく第三者視点」と書いてあるけど、序盤の学級新聞でショックを受ける追加カットの時点で藤野の主観的視点であることを主張してるように私は思えたし、その点などから京本を象徴的に演出することに意義はしっかり感じられた(定点視点は長時間経過の演出でしかないと思う) あと、京本を象徴性に描くこと(演出)とリアリティライン(設定、展開)を並列して話していることもイマイチピンと来なかった……私の読解力不足かもしれないが 原作の持つドライさや問題提起力、ある種のグロテスクさがなくなって感動モノに寄ったなとは思うけど、それってダメなことなのかな?この世に原作と全く同じ意図で作られた映画はあるのだろうか セクシー田中さんの件が記憶に新しいが、改変されることがダメなのではなく「原作者の意図にそぐわず原作者を傷つける、怒らせること」「改変されたテーマが伝わらない」ことが批判されるわけで、この映画は前者は当然分からないが、少なくとも後者は伝わってきたなぁ 動画ではとにかく藤本先生の哲学や世界観について語られているけど、この映画を制作したのは藤本先生ではなく主に押山監督じゃないのだろうか… 映画の感想なのに原作者の話ばかりで、「なぜ監督はそう演出したか」についての意見を聞きたかった 主さんが原作マンガが好きだということは激しく伝わった ただ世の中絶賛ばかりだから、批判的な意見も共感できる部分があって面白かった
@abc-fv7uf
@abc-fv7uf 5 ай бұрын
この物語は藤野視点+京本の最低限の気持ちが想像できる客観的視点で構成されていると思ってます。それが悪いことなのかは分かりません。 例えば、2人で走っていて手が離れようとするシーンは京本が藤野に置いていかれてると感じていると映画を見ていたとき思いました。京本も藤野のため、一緒に対等な関係でいたかったがため美大に入った節があるのではないかと思います。京本視点を考えると、面白い4コマ漫画を描き、自分が家から出るきっかけを作り、1人ではできなかったことをできるようにしてくれた藤野に相当な想いを持っていたと思います。感情移入の比重は藤野の方が大きいですが、京本にも個人的には感情移入はしてますね。藤野はライバルという意味で、京本はそれに追加して狭い視野を広げてくれた相手として見ていたのだと思います。 変なこと言ってたらすいません。長文失礼しました。
@なが-d1q
@なが-d1q 5 ай бұрын
映画ルックバック見ました。悪くなかったけど、あまりピンとこなかった。その後、映画の特典の漫画を見て涙目になって感動した。映画と漫画で同じ話なのにこんなに気持ちが違うのが自分でも理解できなかったけど、この動画でわかった。映画の音楽で感動の押し付けを感じていたんだ。ドライな漫画だからこその感動だと理解しました。気づかせてくれてありがとうございます。
@arvdrt
@arvdrt 5 ай бұрын
深く考える人も表面上の感動が欲しい人も楽しめるから良いですね、色んな意見があるし全部の意見に納得出来る理由があるからみんなの感想聞くのも楽しい。京本が概念的な存在ってあんまり考えて無かったから京本に対する謎の浮遊感も納得しました🙂‍↕️おふたりの話めちゃくちゃ勉強になりました、こんなに深掘りできる友達いるの羨ましい(´-`).。oO
@nsat6950
@nsat6950 5 ай бұрын
個人的な解釈ですが、京本が美大に行った理由は、もっと絵が上手くならないと藤野の力になれないと思ったからで。藤野も京本を待っていたから作家名を変えていないし、映画版での追加された電話シーンがあったのだと自分は思います。美大を志し、美大に行った人なら、二人の感覚は少なからず分かる人がいると思いますが、それ以外の人には独特な世界なので理解できないかもしれません。
@ilabotakeda
@ilabotakeda Ай бұрын
自分はもうだぁだぁに泣けちゃったんですが、泣けた所はむしろお涙頂戴な所じゃ「無くて」なんと言うか、かの女たちのなんでもない日常の中での極まりかけた表情とか仕草とか、やり取りとか、そういう所でしたねー。 わかりやすい所はまあ仰るようにわかりやすすぎだった気もしますが、そうでない所がむしろ琴線にビリビリ来てたのはあると思うんですがどうですか😅
@t4u2u
@t4u2u 4 ай бұрын
神絵師とかいう言葉を疑問も持たず聞き入れ使う様な画力で脳内にピラミッドが出来てる人向け映画でしょ それ以外は居心地悪くて当然
@gikkurijr4831
@gikkurijr4831 5 ай бұрын
この作品は徹底して藤野主観で構成された作品なのだから、京本記号化、家族背景の不在についてはスジを通していると思う。 良い風に解釈すれば余分な背景が無いことで、マンガ作りという営みの中で紡がれた刹那的な絆であることがより際立っていいと思う。
@svduknbxcvx
@svduknbxcvx 5 ай бұрын
作品のメッセージ性としては「無駄に思えることでも誰かのためになっているし、みんなきっと誰かのヒーローだから、その誰かのためにも初心を忘れずに頑張っていこうぜ」的なことなんだろうけど、別にそんなの分かりきってるし普通のことじゃない?ありきたりで浅くない?って思っちゃったな。あと映像化の弊害だろうけど、BGMの音量とタイミングのミスマッチや、間延びしてて退屈な時間が多くて気になった。500円で原作買って初見でサクッと読むにはいいんだろうけど、倍以上する映画代を払って1時間かけて観るものじゃないなと思った。40分の内容を無理に60分にしてる感じというか、全体的に退屈で最後も「え?ここで終わるの?」って感じだった。「一緒に頑張ってたけど片方が死んじゃって、主人公は自責の念に駆られるけど死んだあいつは幸せだったんだって気づいて、あいつ(喜んでくれる人)のためにこれからも頑張っていくぞ!」的な感じで終わる使い古されたありきたりなストーリーだったし、なんで絶賛されてるのかわからなかった。漫画読んだらまた違ってくるのかな。。作画、演出、声は文句のつけようがないくらい素晴らしかった。
@aa-mi1ow
@aa-mi1ow 5 ай бұрын
身も蓋もない次元の低いこと言うがめったやたらに殺すなよって思う。 チェンソーマンはそういう作風だからまあ仕方ないとは思うが
@takato6515
@takato6515 2 ай бұрын
「死者」に対するリスペクトという視点は自分にはなくて非常に興味深かったです。私としては単純にテンポが遅く演出が少々解釈違いってのが物足りなかったです。
@etsu1288
@etsu1288 5 ай бұрын
非常に分かりやすい批評ですね。原作読みましたが女の子化した自伝的な短編で映画化するほどの内容かな?と思ってました。集英社のゴリ押しとかあるんですかね?
@空飛ぶギョウザ
@空飛ぶギョウザ 5 ай бұрын
『ルックバック』は作者の短編『妹の姉』に半自伝的要素や創作の苦悩、凶悪事件による悲劇、過去映画らのギミックを足されて作られた漫画です。作者を女性化したわけでなく、元あった女性キャラが私小説化していったのだと思います。 当時、『ルックバック』はべらぼうにバズり、結構な数の有名漫画家やクリエイターがSNSで反応した背景もあり、映画化しても何ら不思議のない動きだとも思います。
@cobon233
@cobon233 5 ай бұрын
私は原作もめちゃくちゃ好きですしアニメ映画も素晴らしいと思いましたよ この映画化をきっかけにルックバックを知った人も多くいるのを確認できますし批判を多く受け評価も低い漫画原作の実写映画化に比べれば遥かに意味があると思いますよ この映画化について必要性を感じないという意見をたまに見ますが個人的には理解出来ません
@gikkurijr4831
@gikkurijr4831 5 ай бұрын
『なんで描いたんだろう、描いても何の役にもたたないのに』 は『なんで役に立たないと一度は捨てたくせにあの時描いてしまったんだろう』なわけだから漫画家になった時点での話ではないわけだよね
@Chikumaya
@Chikumaya 3 ай бұрын
京本の存在に生気が無いというのは,彼女は藤本タツキ先生の(藤野のではない)言ってみればイマジナリーフレンドのようなものであり,また崇敬していた京都アニメーションの化身でもあったという解釈はできませんか? そしてそう解釈すれば,お二人がおっしゃるほどDisるようなストーリーではないのではないでしょうか? 確かに2回3回と見返すに連れ,自分が京本というキャラに淡い恋にも近い思いを抱いてしまうのは,引きこもりで世間知らずでウブだからであって絵が上手いからではないのではないかと自問自答していたところでもあったので,お二人の仰る見方も一理あるとは思います.もし藤野が男性だったなら,絶対に京本を傍に置いて話そうとはしなかったのではないかと邪推もしてしまうところではありますが.
@I_am_Pikachu
@I_am_Pikachu 5 ай бұрын
劇伴うるさいよね
@MOS-mq9rq
@MOS-mq9rq 4 ай бұрын
視聴者の9割は「泣ける映画」か「スカッとする映画」を求めてる。わかりやすくていいじゃない。
@根無し草-z6u
@根無し草-z6u 5 ай бұрын
面白かったからそれでよし。
@空飛ぶギョウザ
@空飛ぶギョウザ 3 ай бұрын
ルックバックが響かないこの人ら、漫画を描いたり何かを生み出したりした事がないんだろうなと、あくまで消費者側で居続けた人間だろうなと感じる。他のKZbinrとも一線を引く存在。だからレビューがとても興味深い。
@shino-movie
@shino-movie 3 ай бұрын
聴いていただいてありがとうございます! 実は兄弟共に自主映画を作ったことがありますし、今も(漫画ではないですが)コンテンツ制作系の仕事に就いています。『ルックバック』の感想としては異質に思われたかもしれませんが、「普通にこういう人もいるんだ」というサンプル程度にお考えください!
@空飛ぶギョウザ
@空飛ぶギョウザ 3 ай бұрын
@@shino-movie 左様ですか。だとすれば、京本(初期衝動が具現化した存在)を失った藤野が「漫画なんて役に立たない」と悔やむシーンに、『漫画家としての成功していて特権性があるのに無邪気。』と切り捨てるのは、喪失した者に対してあまりに残酷で暴力的ですよ。創作とは関わりの無い人が言ってるのかと思いました。
@shino-movie
@shino-movie 3 ай бұрын
この動画でも述べているように、そもそも京本を「初期衝動が具現化した存在」のような概念的な存在として扱う手つきに疑念があるので、その前提からして自分とスタンスが異なると思われます。話だけ見ればそれ自体はどんなに悲痛な内容でも、それをどのような手つき(表現)で描くかによっては悲痛と受け取り難くなるというのが、あくまで「作品」を鑑賞する自分のスタンスです。 自分には本作は響かなかったが、空飛ぶギョウザさんには響いた。それで十分ではないかと思います。
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