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再編集、 「Dancing Tarantula ダンシング タランチュラ」三年前のIn my room。2023年7月再編集
秦琴を弾く左手がタランチュラの足のように見えるので、タランチュラ・・、でも右手もどう弾いているのかよく判らない、ずっと見ている頭がクラクラするような・・。
右手は基本的には無意識です。秦琴の絹絃はただはじくだけでは自分が思っているいい音は出ません。力強く弾かないと糸と胴が鳴りません、もちろんただ強く弾くだけではありません。
曲にもよりますが、小さな音とか優しい音、弱い音を、そっと弱く弾くのではなく、手を振りかざすように絃に爪を当てて、それでいて何故か小さな音が出る、これはなかなか難しい技で、無意識にやっているんですが、真似をするとなると出来ません。
音の一つ一つのエネルギーの問題で、小さく弱い優しい音でもこのように弾くと、エネルギーのある「小さく弱い優しい音」になる、ような気がします。言葉で言うとこんな感じですが、あくまで自分の感覚です。
ピアノの人が、小さな音を出すときほど鍵盤におおいかぶさって全身全霊で小さな音を出してますよね、エネルギーの強い小さな音になっていると思います。
それと、人に言われて気がついたのですが、例えば一番細い糸や真ん中の糸を弾くときはそれぞれの糸と糸との間にすばやく爪を入れます。ギターなどのピック奏法とは異なり手を糸から離すように振りかざしているので、ビデオを見ると糸の上を手がぐるぐると回っているよう見えますが、狭い糸と糸との間にすばやく爪が入って然るべき音が出ているのです。これもまた無意識です。