森鴎外 「高瀬舟」朗読・寺島尚正

高瀬舟は、江戸時代の京都奉行所の与力が残した随筆集を元にして書かれた小説です。船の上での会話という限られた設定のなかで、貧困、安楽死、社会の歪みなどの入り組んだ話が語られます。夜の舟路の静寂のなかに回顧される悲哀と緊迫。鮮やかなコントラストを印象付ける筆致の素晴らしさにもうたれます。不朽の名作です。
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[@0830alicia]

もとになった随筆も気になります。簡単に結論が出ない問題が凝縮されていますね。山上容疑者の事件なども重ね合わせてしまいました。朗読のアナちゃんねるで明治大正昭和初期の小説を聞くようになりましたが、貧困や労働問題が扱われている作品が多く（「セメント樽の中の手紙」「鳥取の布団の話」「水菓子屋の要吉」）、私もコロナ不況で困窮するようになったクチなので、いろいろ考えさせられます。下手をすると死に直結する当時の貧困と、現代の貧困の違いも興味深いです。

[@藤原悦子-z4g]

洪水、台風、地震 予防の物質調達など、試行錯誤 独自に判断力 配信ありがとうございます😂 3:15