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愛媛県の空の玄関・松山空港に5日正午頃、アメリカ軍所属の戦闘機2機が緊急着陸しました。米軍からあった連絡は「燃料の枯渇」。空港の展望デッキには航空ファンらが集まりカメラを構える姿が見られました。
テレビ愛媛の情報カメラに映った小柄な機体。滑走路に降り立ったのは何と戦闘機です。
松山空港事務所などによりますと、アメリカ軍のステルス戦闘機F35の2機が5日正午頃に松山空港へ緊急着陸しました。米軍から「燃料が枯渇している」と連絡があり受け入れたということです。このトラブルによるケガ人はないものの、全日空の伊丹発・松山行の便が上空で13分待機する影響が出たとしています。
展望デッキには緊急着陸を聞きつけた航空ファンら40人近くが集まり、カメラを構える姿が見られました。
航空ファンの男性:
「松山に来るのは珍しいかな。そこに岩国もありますし」
写真を撮りにきた男性:
「戦闘機が松山空港に降りとるというので来とったんですけど、不安というかあれではありますよね」
軍の兵器に詳しいフジテレビの能勢伸之解説委員によりますと、この戦闘機は。
フジテレビ・能勢伸之解説委員:
「垂直尾翼の所に『NF』という文字がある。これはアメリカ海軍の第5空母航空団、つまり横須賀に本拠地を置いている空母『ジョージワシントン』の艦載戦闘機F35Cステルス戦闘機というわけなんですね」
民間の松山空港での米軍戦闘機への燃料補給については。
能勢伸之解説委員:
「(Q給油で時間は)例えばジェット燃料にしても、どうやって燃料を入れるのかっていうのも松山空港の地上の人たちが知ってるかって言ったら、それはちょっと無理な注文ではないかと思う」
戦闘機の着陸から燃料の補給の完了にかかった時間は、約3時間半かかったとしています。また燃料が枯渇するほどの状況とは。
能勢伸之解説委員:
「F35のCは、一度燃料を入れると燃料タンクがついていなくても2200キロ位は飛べる。とんでもない距離を飛べるわけですけども、それが燃料不足で降りたんだとすると、どれ位の距離飛んでたんでしょうねっていう気はします」
防衛省によりますと戦闘機は山口県の岩国基地の所属。岩国基地が何らかの理由で閉鎖していたため、松山空港に緊急着陸したとみられています。
給油を終えた米軍機は、午後4時すぎ無事離陸しました。