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中学生世代の野球の日本代表、侍ジャパンU-15で背番号「1」をつけた中学生が熊本にいます。
そして野球だけでなく陸上競技でも全国トップレベルというスーパー中学生を取材しました。
山鹿中学3年生の池田聖摩(いけだ しょうま)選手。
ポジション:内野手・投手
投打:右投左打
身長:176cm
体重:63Kg
投手としてはストレートの最速は140キロを超え、打者としては中学通算13本のホームランを放ったスーパー中学生です。
プロ経験がある所属チームの監督もその実力を高く評価します。
熊本中央ボーイズ 大津一洋監督「走る・投げる・打つ、非常に高いレベルにある選手だと思っています。将来はプロ野球選手になってもらいたいと期待しています。」
池田選手は15歳以下の「侍ジャパン」に選出され8月、アジア選手権に出場。
打者としては打率4割超え、投手としては最優秀防御率に輝くなど投打で日本の準優勝に貢献しました。
池田聖摩 選手「自信はあったんですけど、そこまで活躍できるとは
思ってなくて素直に嬉しいです。」
侍ジャパンの投手を任される池田選手ですが、実は最も自信を持っているのが内野の守備です。
池田選手「深いところからの送球や、やわらかいプレーが自分の武器だと思います。」
守備範囲の広さと、プロにもひけをとらない遠投110メートルの強肩が魅力です。そんな世代トップレベルの実力を持つ池田選手が小学生のころから貫いてきたことがあります。
それは「野球と陸上の二刀流」。
3年前、小学6年生の時、池田選手は福岡ソフトバンクホークスのジュニアチームでプレーする一方で・・「走り幅跳び」とやり投げの小学生版の種目、「ジャベリックボール投げ」の熊本県大会で大会記録を塗り替えるなど陸上でも活躍していました。
ソフトバンクホークスジュニアで活躍していた池田選手
池田選手 (当時小学6年)「この結果を出せてうれしかった気持ちと、努力したかいがあったと思いました。」
中学3年生となった今でも陸上を続けていて、今年、「走り幅跳び」「三段跳び」「ジャベリックスロー」の3種目で熊本県大会を制覇。
特に「ジャベリックスロー」では72メートル55と熊本県の中学生記録を大きく更新しました。
池田選手「(父が)教えてくれている部分が(記録に)出たと思うので、感謝しています」
元陸上選手の父・祐一(ゆういち)さんと二人三脚で取り組む陸上のトレーニングが野球にも繋がっています。
池田選手「ジャベリックスローは野球に近い動きで、(ジャンプ系は)足腰を鍛えるにはいいトレーニングになる」
そして野球の練習も父親と。
父・祐一さん「暗いときも雨の時も、ナイター練習の後もプラスアルファで本人がしたいと言ったらこういう形でやっています」
バットの同じ場所で打つことを意識し続けた結果、バットの芯部分は色が剥げ落ちてしまうほど。
池田選手「一か所で打てていれば芯で捉えられていると思うので(その確認のために)中学3年間振り続けています」
こうして自らを高めて来た池田選手の自宅にはトロフィーやメダルがずらり。
両親や祖父母の支えがあって結果が出せていると話します。
池田選手「送迎してくれたり、食べ物を作ってくれたりして体もできたと思うので、自分だけでここまで来たわけじゃないというのは凄く実感しています」
小学生の頃から野球と陸上の二刀流を貫いてきた池田選手。
高校進学後は陸上に別れを告げ野球一本で勝負します。
池田選手「(高校では)日本一を目指して頑張って、その後はプロ野球選手になって一軍で活躍できるように頑張っていきたいと思います」
池田選手がどの高校へ進学するのかが注目されます!