Рет қаралды 5,999
神社仏閣巡り「寺社参詣シリーズ」第64回は、奈良盆地の南部、奈良県橿原市 大和三山のひとつ畝傍山の麓に鎮座する、橿原神宮です。
橿原神宮のご祭神である神武天皇は、日本の初代天皇として知られていますが、その神武天皇が日向国高千穂から東征、最後にたどり着いたのが、ここ大和国橿原で、畝傍山の麓に、畝傍橿原宮を建立し、初代天皇に即位しました。
明治時代になって、この神武天皇のご聖徳を称え、永く後世に伝えようと、有志たちが神武天皇と皇后の媛蹈鞴五十鈴媛命とを祀る神社建立の請願をたて、これに感銘した明治天皇が、元京都御所の賢所と神嘉殿を下賜、明治23年4月2日、官幣大社・橿原神宮として鎮座されました。
橿原神宮は畝傍山の南東にあり、すぐ北側には神武天皇の陵墓と治定されている「畝傍山東北陵(うねびやまのうしとらのすみのみささぎ)」があります。
橿原神宮の社殿は、特異な形式になっています。一般的に神社では、本殿は専ら御祭神が鎮座する御殿とされ、幣殿で祭典の諸儀式が行われており、本殿屋根に千木・鰹木が置かれていますが、橿原神宮では幣殿の屋根に千木・鰹木が置かれています。これは、本殿が京都御所から移築されたもので、御祭神が鎮座する建物にあれこれ改造を施すべきではない という意見があったため とも言われています。
社殿配置は、本殿・幣殿を中心に、本殿・幣殿に接する内拝殿、内拝殿と外拝殿との間にある外院斎庭と、これを囲むように配された回廊という様式で、外院斎庭から内拝殿は、紀元祭や神武天皇祭など、限られた祭事の際に、限られた人のみが参拝できる領域です。通常の参拝客は、外拝殿からの参拝となります。(前述の祭事の時でも、外院斎庭や内拝殿に入ることはできません。)
例大祭は2月11日の紀元祭で、全国から観光客・参拝客が訪れるだけでなく、勅使や皇族が出席されることもある、大きなお祭りです。
境内は約16万坪の面積があり、約5万本の樹木が植えられています。また、奈良時代に造営されたとされる深田池があり、この深田池の畔には、橿原神宮創建以前からこの地に鎮座していた長岡稲荷神社があります。またこの深田池から南に行くと、橿原神宮の社務を取り仕切る「橿原神社廳」があり、これに隣接して貴賓館・橿原神宮会館が並んでいます。
初代天皇・皇后を祀る社として、また日本のはじまり・建国の聖地とも言われる奈良・橿原の地に鎮座する、橿原神宮の動画をご覧下さい。
機 材:GoPro HERO8
【リンク】
橿原神宮 公式WEBサイト
kashiharajingu...
【使用BGM】
ショパン スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
(クラシック名曲サウンドライブラリー)
classical-sound...
#神社仏閣巡り#橿原神宮#奈良県橿原市#神社ガイド#パワースポット#神社巡り#奈良旅