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2007年 29分
今世紀最大の環境問題ともいわれる地球温暖化。地球温暖化は、50年、100年先に影響の現れる問題であるとともに、CO2と人類の活動を切り離す技術的なブレークスルーなくしては、根本的な解決が困難な問題であると言われています。環境・省エネに貢献するためにも、今までの発想とは異なる高効率なシステムが必要となっています。そうした中で、エネルギー変換効率ほぼ100%の高効率モータがあります。それは体長わずか2マイクロメートルの細菌が持つタンパク質の分子で出来たモータ。この細菌べん毛という超分子ナノマシンは、ナノテクノロジーのヒントの宝庫であり、将来の人工ナノマシン設計にとって、すばらしいお手本になるものです。大阪大学の難波啓一教授が率いる、ICORP超分子ナノマシンプロジェクトでは、エール大学のロバート・マクナブ教授、メイ・マクナブ 研究教授(リサーチファカルテイ)と国際共同プロジェクトを組み、べん毛の各部分の構造と機能を解き明かしていきました。研究で明らかになったダイナミックな構造を研究者のインタビューを交え紹介していきます。
受賞作品
科学館/研究所
難波啓一 大阪大学大学院 生命機能研究科 今田 勝巳 大阪大学大学院 生命機能研究科 南野 徹 大阪大学大学院 生命機能研究科 大阪大学大学院 生命機能研究科