言葉で説明する際には失われる情報もある事にご留意ください。 まずは公式の説明文を引用します。 Aクリア:Provides bright, open tones with volume and clarity Aコーテッド:Provides bright attack and controlled sustain Aルネサンス:Warm, dark tone with a soft feel 打面での特性と、裏面での特性は区別していません。 裏面に使用した際のぼくの感覚では、 Aクリア→ブライトでサスティーンが長め Aコーテッド→クリアと比べると、わずかに高域がマスキングされており、ディケイが速い Aルネサンス→コーテッドより高域の成分が残っていながら、クリアよりサスティーンのキレが良い という事で、ルネサンスを張っています。 ウォーム、ダークトーンと書かれていますが、意外と明るさも残っているんですよね。 もちろん、クリアと比べるとウォームでダークですが、コーテッドの"ブライトアタック"は打面での働きの面を指している部分が強いと感じていて、コーテッドを裏に張った場合はクリアに比べるとだいぶウォームだと思います。 これらのトーンの話は、楽器のエッジや剛性等にも左右されるので、ヘッド選びは"楽器から自分が必要だと思う音を引き出す工程の一つ"ですね。