市房ダムの貯水率が下がり農業用水使用連絡協議会【熊本】 (24/08/16

このところの雨不足によりダムの貯水位が下がり続けています。球磨郡水上村の県営市房ダムでは貯水率が２６パーセント台まで下がり、１６日、関係機関が集まって農業用水の使用連絡協議会を開きました。
水上村の県営市房ダムの１６日午後２現在の貯水率は２６．０９パーセント。
１４日撮影した映像ではダム湖では底が露出したり、地面がひび割れたりしている様子が見られました。
こうした状況を受け市房ダムから農業用水を引いている３つの土地改良区の代表など
関係機関が集まり節水対策などについて話し合いました。
このうち、幸野溝土地改良区は上流部と下流部に分けて交互に水を供給する区割り送水の実施を１８日から始めることを報告しました。
市房ダム管理所によりますとダムの貯水量はこの先、まとまった雨が降らなければ
９月上旬には枯渇する恐れがあるということで協議会では今後も節水対策に取り組むことを申し合わせました。